2012年7月4日水曜日

水が多すぎる

連日の雨模様で、なんだかいつも溺れているような気分になっている。体内の水分が外に出て行かないから、体の中に水たまりができているような、びしょびしょした気分。嫌ではないけれど、どうしても不活発になって、頭も水浸し。ずっと更新をさぼっていたので、なにか異変が!なんて思っておられた方もご安心ください。ちゃんとのんきに生きています。日一日と緑が濃くなって、それが雨に濡れて、窓の外を見ると不思議に気持ちが落ち着く。相変わらず毎日猫踊りをしてから練習を始めると、これが中々調子がいい。猫踊りもその日の体調や気分で振付が変わる。肩周りが硬い時には肩甲骨回し、足が重い時には足首回しや足のシェイクなどを取り入れていかにもそれらしく踊っていると、自分がダンサーになって素敵に踊っているように思えてくるけれど、鏡の前に差しかかって自分の姿が映ると、ゲゲっとなる。見るも無残に夢は現実と交代して、人様には絶対見せられない。時々自分が録音したものを聴くと、いつもこんなはずじゃなかったのにと思うのと同じこと。人間外側から自分を眺めることの大切さを思い知らされる。毎日レッスンだったり、アンサンブルの稽古だったり、誰かしら会っているので、さほど浮世離れはしていないけれど、これで一人でずっと家に居たら、悟りが開かれるに違いない。普段の私はとてもおしゃべりで人付き合いがいい。大抵の誘いは断らずに、できるだけ人とお付き合いするけれど、殆ど人と接触しないでもいられる特技がある。一人でいくらでも遊んでいられる。これが猫の性格の最たるもの。自分を外側から見るのも大事だけれど、内側を覗く絶好の季節。こんな水が多すぎる季節に傘さして長靴履いて濡れながら歩き回るのもそれほど嫌じゃないけど、窓の外に濡れて生き生きと成長していく木の葉を見て、静かに過ごすのもいいものだと思う。子供の頃の性格が自然なものだとしたら、私はインドアキャット的存在。

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