2012年7月13日金曜日

ステーキはステキ

肉食系女子の話を書いたら、今日の月例「弾く会」の後の食事会は全員ステーキになった。次の日曜日は元祖肉食系熟女の砂川啓子さんのコンサート。15日午後7時から津田ホールにて行われます。ベートーヴェン「スプリングソナタ」ブラームス「チェロソナタ」シューベルト「鱒」弦楽器はワルシャワフィルのヴァイオリンとチェロ、「鱒」は私の友人であるヴィオラの東義直さん、コントラバスは松井理史さんも加わります。砂川さんの暖かいお人柄そのもののピアノの音をご鑑賞ください。砂川さんは私たちよりずっと先輩なのに、これだけのプログラムをこなせるパワーを持っていらっしゃる。それはやはり一日おきに食べるトンカツのせいなのか。今日はその話題で盛り上がって、いつもなら和食のお店に行くのに、ステーキを食べることになってしまった。でも、サイズは120グラム、美味しかったけれど、とても可愛らしくて厚みがなく、中までしっかりと火が通っていたために、血の滴るようなお肉を食べたというワイルドな感動には薄かった。そういえばダイエットを始めてこのかた、モリモリと食べる快感は味わっていない。そろそろ肉食にもどろうかしら。夜ロンドンから電話があった。今年も毎年恒例のロンドンアンサンブルのコンサートツアーがあって、最後の小田原のコンサートに一緒にどうかという打診。うーん、弾きたい・・・けど、音がちゃんと出せるかどうか。チェリストのトーマスのあの馬力に対抗するには、やはり肉食かしら。砂川さんは沢山召し上がるのに少しも太っていない。要はそれだけカロリーを消費すればいい。見ているといつも忙しそうに気を配り、ピアノを演奏するときも全力投球。そこがのんべんだらりの私との大きな違いなのだ。演奏に加わるかどうかはこれから曲を聴いて、楽器を弾いてみて返事をすることにした。ステーキを食べるかどうかでなく、本当に演奏したいかどうか、そのほうが重要なのに。

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