2012年7月31日火曜日

旅行計画は着々と

ロンドンアンサンブルのピアニストの美智子さんと夜中に延々と話し込んでいたので今朝は眠い。不慣れなスマートフォンのスカイプが途中で通信が途絶え、一度通話を切らないとかけ直せないのに切り方がわからない。慌てているからお互いに向こうから切ったりこちらからも切ったり、それでもしぶとく午前2時まで粘って、私たちの旅行計画が段々に様になってきた。まず、ヒースローにはキャブが迎えに来てくれるそうで、これはタクシーより値段が安いらしい。看板を持って立っているからと大丈夫よと言われる。着いたその日は美智子さんのお宅のStagg邸へ。そこで一泊、次の日はロンドンでうだうだした後、レンタカーで出発、4日間はちみつ色の町、コツウオルズに滞在。ホテルを拠点にしてそこの近辺を走り回る。湖水地方は美智子さんのご主人のリチャードさんの反対で、取りやめとなった。去年箱根をドライブした時、同じ場所をグルグル回ってしまったのをいまだに覚えていて、私の方向音痴を心配しての反対。秋の雨の多い時期、よく洪水がおきるそうで、そんな時にあちらに行くのはクレイジーだそうだ。でも、私の知人が10月に湖水地方に行くそうで、あの辺は秋が最高だと言われたそうだ。どちらが本当なのか、その時の天候に大きく左右されるのでしょう。なるべくゆったりとしたいところだが、日本人の悪い癖で、ここもあそこもと結局走り回ってしまいそうな気がする。ロンドンに戻ったら夏のプロムナードコンサート、アルバートホールでロンドンフィルやベルリンフィルなどの演奏が聴けるかもしれない。それを聴きに行くのにドレスアップの必要があるの?と訊いたら、ジーパンでも大丈夫と笑われた。昔ウイーンに行ってオペラを見ることになった。日本を出る前に現地の友人に気候を尋ねると寒いという返事だったので、少し厚手のワンピースを用意していった。ところがその時は猛暑。秋口なのに半袖のTシャツで十分。一緒に行ったあとの2人は薄いオーガンジーのドレス。私の秋物ドレスはいかにも野暮ったくて泣きたくなった。せっかくウイーンでオペラを観るのにこれではねえ。その思い出を話すと大笑いしながら「いざとなったら私のステージドレス貸すわよ」と美智子さん。でも丈が。「一番丈の短そうなの着ればいいじゃない」そこまでしなくてもいいけど、同行する美里さんが超セレブで、いつも桁違いにいいものをお召しになっている。張り合うのはもとより無理だけど、あんまりみすぼらしい格好でアルバートホールに行くのも悲しい。となるとあれもこれも持っていかないと。でも旅行のことよりその前に松原湖のコンサート、国立でのコンサートを続けさまにこなさないといけない。頭の焦点が合わない。困った。

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