2013年12月29日日曜日

忘年コンサート

「雪雀連」の恒例の忘年コンサートが会場の都合でこんな歳の瀬になってしまった。
今年はそんなわけで出席出来る人が少ない。
昨日までスキー場にいたのに、時間が余るからと言って沢山弾いて欲しいといわれた。
ひどいじゃないの、会費払ってそんなに沢山弾くなんて。
ギャラなしなのに・・・・
えっと、私ってプロじゃなかった?
いくら文句を言っても幹事のアオちゃんは「わはは」と笑うばかり。
馬耳東風、のれんに腕押しとはこのこと。
今朝、動かない指をむりやり動かしたら、古い腱鞘炎が疼く。
だましだまし動かしては休みしているうちに、暖まってきてだいぶ調子が出てきた。
昨日までスキー場で一緒だったOさんから泣きのメールが入る。
「指が回らなーい!」
これは遊びだからいいかと思っても根が真面目だから、せっせと練習する。
会場は新宿3丁目のライブハウス。
去年までの会場が今年は使えなくなったので、11月頃探しに行って気にいったものの、空きがなくて今日になった。
5時集合でリハーサルのはずが、続々とお客さんは揃ってしまい練習を全部聴かれて拍手までもらってしまった。
ピアニストはいつものメンバーが欠席のため、Oさん1人。
全部の伴奏とソロと、1人何役もこなす。
Hさんのソプラノ、男性が1人シューマン「詩人の恋」を歌い、私のヴァイオリンとKさんのヴィオラ。
Kさんは現役オーケストラプレーヤーで、古い付き合い。
よく一緒にスキーもしたのだが、オーケストラが忙しくてたまにしか会えなかった。
今年定年を迎えて再雇用契約、要するに嘱託の形で弾いている。
久しぶりにデュエットをしてもらった。
ガクタイはいい加減な生活をしているけれど、いざ楽器に関してはものすごく真面目なので、Kさんは初めて合せる曲だというので食事もせずにじっと譜面を見ている。
私は会場に入ったとたん、ビールを飲んでいるというのに。
2時間ほどでバラエティーに富んだプログラム終了。
最後に紹介された私たちの名前が「ノーギャラシスターズ」
この店は料理も飲み物も少なめで、物足りない人達がもう一度飲み直すために新宿の雑踏に出ると、どこの店も入る余地が無い。
一体どこからこんな沢山の人が出て来るのかと思うくらいの混みかたで、道の人をかき分けて歩く。
やっと確保した居酒屋の片隅で今年の〆の酒盛りをした。
ビールは発泡酒みたいな味だし、突き出しのゴマ和えは甘すぎる。
サラダは私でももう少しマシに盛りつけるほどひどい店なのに、どの部屋も大勢の人でいっぱいになっている。
五月蠅い、汚い、料理は不味い、何拍子も揃っているのにこうして新宿に店が出せるのも不思議。
ただ一つ取り柄は安いこと。
昨日までの奥志賀での優雅な生活はあっという間に消し飛んでしまった。



















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