2014年3月4日火曜日

ドヴォルザーク・チェロ協奏曲

you tubeのチャンネル登録をしてあるので、今朝はどっと動画が送られてきて、その中にロストロポーヴィッチの弾いているドヴォルザークのチェロ協奏曲が沢山入っていた。
彼の演奏を聴いたのはN響の定期演奏会で、今は化け猫になってしまった私も当時は若かった。
映像を見ると、いるはいるは、知り合いだらけ。
チェロの徳永さんが弾いているので、かなり前のものと思われる。指揮は小澤征爾。
たぶん、このときの演奏は私も客席で聴いたような。
ロストロポーヴィッチの最弱音の美しさには、失神しそうだった。
ドヴォルザークの曲は数あれど、この曲ほど美しいものはないと、私的には思っている。
チェロという楽器は人間の肉声に近い。
どうしてあんな風に出来るのかと思うほど、チェロ弾きは上手く歌う。
そして数多いチェリストの中でも、ロストロポーヴィッチを越えるほどのチェリストは、聴いたことがない。
今時の若いチェリストは目を見張るほど上手い。
どんな曲でも軽々と弾きこなす。
それでもたぶん、ロストロポーヴィッチの前にでたら、大人と赤ちゃんくらいの差はある。
動画を見ていたら勃然とこの曲が弾きたくなった。
楽譜はヴィオラ用に編曲した物がある。
一度弾いてみたいと思って、買っておいたものが。
今月の27日に協奏曲のソロを弾くので、その練習に没頭していたけれど、時々急に脇に逸れたくなるのが悪い癖で、たぶん重圧から逃れたいという心理なのか。
この際ヴィオラなぞ弾いたら、やはりヴァイオリンとは技術的に少し違うので、ヴァイオリンに影響が出るかもしれないのを重々承知の上で。
今日はもうドヴォルザークに気分が行ってしまったので、これからヴィオラを弾こうと思う。
今日だけちょっとだけ、ヴァイオリンちゃん許して。























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