2014年3月20日木曜日

子供を預ける

ここ数日物議を醸しているのは、ベビーシッターに預けて亡くなった子供さんのこと。
ネットで見つけた知らない人に大事な子供を預けるのは、よほどの事情だと思うけれど、それでもそうしなければならないお母さん達が沢山いると思う。
この母親を責める前に政治の不備を指摘するべきなのに、母親に対する攻撃が強いのが気の毒だと思う。
子供無くした上に叩かれるのでは、しかもセレブなタレントさんなんかに。
私ならと聞かれれば、勿論見ず知らずの人には預けられない。
それでも夫と離婚したり死別したりして一人で子育てをしている人は沢山いて、時間的にも経済的にも余裕が無ければやむを得ない場合だってあることを考えてあげたい。
私の周りには、子育てしながら仕事をしている人は沢山いる。
時間が不規則な上に、仕事場以外でも練習しなければならない職種だから、子育ては並大抵の事では無い。
友人などは自宅は練馬区、妹さんの家が戸塚で、仕事に行く前に練馬から戸塚に子供とおむつや何やらと、楽器を持って電車で行って預けていた。
信じられないくらい大変だったと思う。
それでも見ず知らずの人に預けないで、妹さんに預けたいという気持ちは良くわかる。
しかし、身内が傍にいなかったり、公共の施設は空きがなく、どうしても預けなければならないなら、どうしようもないでしょう。
どうして日本はこんなに働くお母さんに冷たいのか。
少子化で国力も低下する事を考えたら、子育てするお母さんを援助するのに、お金を惜しんではならないと思う。
税金の無駄遣いは目に余るのに、一番大事なところに予算を回さないとはなにごと?
結婚しなくても子供が産めて預かってもらえれば、シングルマザーでも安心できる。
フランスなどは、ずいぶん支援システムが発達していると聞く。
結婚するのは面倒だが子供は欲しいという人は、かなりの数に上ると思う。
女性が1人で、仕事も子育ても出来るような社会的支援をしてもらえれば、シングルマザーって理想的じゃあありませんか?
子供が欲しいというだけで、結婚する人だって多いのだから。























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