2014年9月7日日曜日

発表会リハーサル

音楽教室「ルフォスタ」の発表会が来週月曜日(休)15日に迫って、生徒達は大忙し。
今日は都内スタジオでの伴奏合せがあった。

この教室は講師達が小編成のオーケストラで伴奏してあげることも出来る。
協奏曲をピアノでなく、本来のオーケストラの形で、もちろん楽器も足りないので一部ピアノに入ってもらって、伴奏する。
今回も、メンデルスゾーン、ブラームスなどのヴァイオリン協奏曲を小オーケストラで演奏する。
生徒達は他では出来ないオケ伴で演奏出来るので大満足。
もう少し楽器の種類が多ければ、より本物に近づけるのだが、今回はファゴットなども外部から助っ人で来てくれたので、大助かりしている。
ファゴットが入ると本当にオーケストラという感じがする。
去年はホルンが来てくれた。
こんなふうに外からも助けてもらってのオケ伴。

ミニオーケストラであっても、ピアノだけで伴奏するのとはえらく違って、本来の形により近づいて、豊かな音がするのが嬉しい。
この教室の講師陣はいずれも現役バリバリの演奏家達だから、指揮者無しでも協奏曲の伴奏が務まる。
とまあ、自慢話で恐縮ですが、この教室の創始者の(故)小田部ひろのさんは講師を依頼するときに、必ず講師が現役の演奏家であるということを条件にした。
よくある、音大を出ただけで先生になってしまい演奏家として活躍していない人は、自分が教わっただけのものしか生徒に伝えられない。
しかし現役で演奏していれば、必ず新しいことを吸収して生徒と共に進化していける。
それで講師陣は皆さん忙しい。
それでも生き生きとした音楽が教われる。
旧態依然とした昔の技術を未だに教えている人は、この教室ではいないと思う。
講師達は良く勉強するし、コンサートも頻繁に出演している。
これが「ルフォスタ」の最大の売り物。

生徒達も忙しい仕事の合間に良く練習する。
ほとんど寝る間もないのでは?と思える程の多忙な中で、レッスンに駆けつけてくる。
向上心が強くて、こんな曲を弾きたいと言われるとギョッとするような物を選んでくる。
ほかの先生ならとめるかも知れないが、私はけしかける。
だって、生涯で弾ける曲はもう限られているのだから、弾きたい曲を弾かせてあげたいではないですか。
四苦八苦しながらなんとか発表会に出して、たとえ失敗しても、挑戦したことだけでも褒められるというもの。
趣味であっても目一杯努力したならば、どんな結果であれ、私は褒めてあげたい。
果敢に挑戦する姿は美しい。

9月15日(月祝)午後2時45分~8時50分
伝承ホール(澁谷)

延々とやってます。お暇なら覗いて見て下さい。























0 件のコメント:

コメントを投稿