肌のケアをしすぎて顔が赤らんでしまって、それがなおるのに約半年間。
病気の手始めが、肺がん騒ぎ。
これは一応シロと決まってほっと一息。
次は転んで胸骨を痛めたこと。
それからが様々な症状が続出して、さすがの私も、この世も末と思ったくらい。
胸骨が痛いので殆ど外出もせず引きこもっていたら、それが良くなかったようで、体に老廃物が溜まる。
老廃物が溜まると体が自然にそれを排出するために、風邪をひいたりするようになる。
水分が不足したり食べ過ぎたりすると、必ず風邪をひくので、体ってすごいといつも思う。
風邪をひいたりお腹を壊したりして食べないでジッとしていると、その後は見違えるように良くなるから、断食なども時々必要なのかも知れない。
それでも断食はさすがにきついから、中々出来るものではない。
美味しい物にはどこまでも目がなくて、今も沢山の御菓子を頂いたのを、他人にあげてしまえばいいものを、どうしてもあげられない。
食後のおやつに一つずつ・・・・これが又老廃物のもと。
先日の副鼻腔炎も、喉の奥を覗いてもほとんど赤くもなく、腫れも少ないから、近所のお医者さんも軽い風邪の初めだと思っていたようだ。
私もそれほど大事になるとは思ってもいなかった。
それが鼻を覗く内視鏡で見たら、ビックリするような大けがだった。
それで沢山の強力な抗生物質を飲んだ結果、その後はだるくて体中の力が抜けてしまって、歩くバランスもなくなってしまった。
漸く回復してきたけれど、先週の金曜日にブラームスを弾いたら絶不調!
まだ本番ではないのにピアノのSさんはパニックになって、4楽章を弾くのやめようかと、言い出す始末。
でも私たちはずっと仕事をしてきているから、あと1週間もあればなんとか立ち直ると考えている。
そうでないと仕事は出来ない。
オーケストラに入った時、先輩から「仕事が休めるのは本人が死んだときだけだから」と言い聞かされた。
kさんは「オケの仕事をしていたら俺の死に目には会えないぞ」と常々元オケマンのお父さんから言われたそうだ。
私たちの仕事は現場にいなければ、絶対にできない。
クラシックのコンサートは練習に長い時間をかけるから、当日人が変わると言うことはあり得ない。
だから多少の事でも、這ってでも行く。
熱があっても行って弾くと大抵治ってしまう。
そんな風に長年やってきたから、まだまだ大丈夫だと思っていたけれど、それは年齢を忘れていたからで、今回はいやというほど思い知らされた。
体の変わり目なのだ。
それでも教室の発表会はなんとか無事に終った。
この次は来週日曜日のブラームスの本番。
調子は上り坂だけれど、体力がどこまで持つか。
猫は調子が悪くなると、エサを食べずにジッと隠れている。
あれが治癒の極意。
賢い!
私は、気持ちが悪くても無理に食べる愚か者。
ここで猫に負けている。
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