2014年9月4日木曜日

山姥

日頃自分の顔を見る趣味がないので、鏡なぞはめったに覗かない。
今朝は昨日よりも調子が良くて、朝の散歩を楽しんだ。
帰って来てシャワーを浴びてふと鏡を見ると、あらまあ、山姥のような恐ろしい顔が映っていた。
顔が妙に白くて、壁のよう。
頬が細くなった分たるんで、下がっている。
あの、ふっくらnekotamaちゃんはどこへ行ったの?
やはり本調子とは言えないので、目つきがやけに真剣で怖い。
その分本当に痩せて欲しいお腹の辺りは相変わらずメタボ。

そういえばメタボメタボとこの数年騒いでいたのはどこへ消えたのかしら。
大体あんなものは、アメリカ人の様な信じられない肥満体はともかく、日本人のポッチャリさんには目くじらたてる程のこともないらしい・・・と、最近の健診数値見直しの見聞。
巨腹が悪くても巨乳は、世の男性達を魅了して居るではありませんか。
ちょっと場所が違うだけで大きいのは一緒じゃん!
私のお腹に魅了される人だって・・・・いないか。
あはは、残念だなあ。

体重が減ったのは、どうやら筋肉が落ちたかららしい。
体重で計った筋肉量の数値が、数年変わらなかったのが急激に落ちている。
これはまずい。
筋トレも約2ヶ月休んだし、ウオーキングも昨日から再開。
しかも肝心のヴァイオリンが弾けない。
どうにもだるくて、1日30分がやっと。
弓が弦の上を上滑りしていく。

私の筋肉量はほとんどヴァイオリンを弾く筋肉だと思うから、これが減って致命的。
それでも徐々に馴らして、筋肉の再生をしなくてはならない。
若い頃なら知らず、高年齢になってヴァイオリンを弾くというのは中々に大変なものなのだ。
まず体を真っ直ぐに保つための姿勢、立ち方。
楽器をバランス良く保ち、右手の力加減の案配等々、これを1日でも練習をサボるとツケはあとからやってくる。
サボった分だけ正直に下手になる。
かといっていきなり猛練習をすれば、確実に筋肉が壊れる。
神様がそろそろお休みと言ってくれたのかも。
私の母は存命中、毎日の様にヴァイオリンをやめさせたがっていた。
それは自分が素っ頓狂な男と結婚して、6人も子供を産んでしまったために好きな人生がおくれなかったので、せめて子供達、特に女の子には苦労をさせたくないという想いからだった。
私はヴァイオリンを苦労だと思うことはないけれど、母にしてみればあんな腕前で世の中を渡っていけるワケがないと、心配し続けていた。
大丈夫!世の中の人は全部親切なんだから。

































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