今年の、獰猛なとしか形容出来ないほどの暑い夏がやっと終わって、秋の紅葉を楽しむ間もなく、あっという間に寒くなってしまった。もう、今日は暖房を入れている。明日はもっと寒いらしく、北海道や北日本は雪の声が。冬はスキーのシーズンだから大好きだけど、年々出てゆくのが億劫になってくる。去年は膝を痛めて年齢を思い知らされた。今年はまだ膝も大丈夫。なんといっても来春カナダに滑りに行くつもりなので、体に故障を作ってはならない。約一ヶ月ぶりに散歩を再開した。チベットで高山病になったあと風邪をひき、疲労やらいろいろたまっていたので長引いて咳が抜けなかった。肺炎を起こしているのではないかと思うほど胸が痛んだり体に力が入らず、結構なダメージを受けたようだ。とにかく休養とばかり食っちゃ寝食っちゃ寝。大好きな怠け者生活。やっと回復の兆しが見えて、今朝いつものコースへ出かけた。一ヶ月もご無沙汰だったのでカラスさんはもう忘れているかと思ったら、なんとまあ、二人そろってさあーっととんできてくれた。しかも、夏の終わりに抜け落ちて見苦しかった羽がすっかり生え変わり、初めは子供たちかと思うほど若々しくみえたけれど、紛れもなく両親のほうだった。お父さんはいつものように人を恐れず悠然と、お母さんは少し怖がっていてもお父さんと一緒だと安心しきって、近づいてくる。しばらく立ち止まってお話。この散歩コースには人に慣れたカラスが多くて、あるお宅では門柱に二羽ならんで止まっていた。沖縄のシーサーみたい。そこの奥さんがかわいがって育てたのだという。「カーコ、もうお帰り」なんて言われても動かない。可愛いものですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿