2010年10月19日火曜日

ついに高山病になる

今回の旅行で一番恐れていたのが高山病。ここまで海抜5200メートルくらいまで行ったけれど殆ど影響はなく、ポタラ宮で階段を登るのがしんどかっただけ。でも、この日は朝から息苦しく、長旅の疲れも出てきたので、休息することにした。朝ガイドさんにそのことを伝え、お昼は好きなように食べるように言って、私は近所の食料品店にカップラーメンを買いに行った。とても無愛想な女性が、その人の子供らしい二人の子と店番をしていた。一人は5歳位。もう一人は赤ちゃんで丸々して可愛らしい。思わずあやすとニコニコする。赤ちゃんが笑うと、その母親も笑って、とても楽しい雰囲気になる。カップラーメンを手に入れて、ホテルの部屋に閉じこもってベッドに横になった。少し寝て目が覚めると、腿に激痛が走った。しまった、やられた。高山病に違いない。お湯を沢山のんで、腿をマッサージすると、少し楽になった。前日ガイドから風邪を弾かない様に言われていたけれど、此処へ来て旅の疲れも出て体調が優れない。ひどい乾燥で喉を痛めたのがきっかけで、風邪をひいたらしい。酸素不足は直接筋肉に来ると聞いていたので、足の痛みもそのせいだと思う。夕飯は食べないと伝えるとガイドが飛んできた。スグに救急病院に連れていかれて、酸素吸入を2時間、夕飯はあひるのスープに羊、牛肉、野菜などタップリ入れた、ものすごく美味しそうな鍋料理。でも、食欲はない。ホテルに帰ってからホテル専属の医療室で、又酸素吸入と点滴をされて、部屋に酸素ボンベが持ち込まれ、夜通し酸素吸入をする。その後は殆どケロリとしていたけれど、さすがに息切れがはげしくなってきた。一日ユックリ休めば明日からは元気になるに違いない。

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