2010年10月13日水曜日

チリの鉱山事故救出劇

今日は昼からテレビに釘付けになった。チリの鉱山事故から2ヶ月強。一人又一人、カプセルに乗って地上に運ばれてくる。生存が確認されるまでの17日間。どんなに不安で息苦しい日々だったか。想像もつかない大きなストレスだったと思う。このまま生き埋めになって生涯をおえるのか。誰でもなんどもかんがえたに違いない。それを救ったのが強力なリーダーシップを持つベテラン鉱夫。といっても50代の屈強の男だが、生存確認まではこのくらい時間がかかると見て、食料の配分、居住区の割り振り、交代制の睡眠などを指示、皆がそれに従ったところが素晴らしい。強い人は頭がよい。食料にいたっては2日に一度、ツナの缶詰2さじ、缶詰の桃1切れ、牛乳半カップ、クッキー半切れ、これしか食べずに生き延びたと云う。それでも後3日分余っていたそうだ。ほとほと感心する。でも、この騒ぎで家族や友人がその後マスコミにさらされ、人生が大きく変わることだろう。すでに、愛人と妻のバトルなど、どうでもいいことが槍玉に上がっている。話題としては面白いといっては申し訳ないが、そんなこともあろうかと、下世話な興味も沸いてしまう。まずは、33人の無事な姿とレスキュー隊の職務貫徹を祈っている。

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