2011年2月1日火曜日

ペテン・ザ・ペテン 

長い間ピアノトリオを組んでいた友人から、去年の暮に久しぶりの電話があった。お芝居へのお誘い。久しぶりに逢おうと言うので、お付き合いすることになった。
新橋演舞場、鈴木 聡作 ラサール石井演出「ペテン・ザ・ペテン」 藤山 直美・柄本 明・ベンガル・ラサール石井・渡辺 えり・小池 栄子出演                                                                                       
ラサール石井の役は本当は勘三郎が演じるはずのところ、体の具合が悪いそうで、急遽演出のラサールが演じることになった。話はペテン師がペテンにかけられそうになっている旅館の女将を助けるという他愛も無い話し。芸達者な役者が揃っていて、笑いの渦が起きる。中でも一番よく笑っていたのは私たち3人。私はお芝居を見ると必ず眠ってしまうから、初めから「寝るよ」と言っておいたのに、終わったら「アナタが笑うから私は寝られなかった」とチェロ弾きの友人から文句が出た。明日から又オペラの舞台稽古が始まるので、本当は家にいて練習がしたかった。ちょっとだけ約束したのを後悔しながらの外出だったけれど、行ってよかった。これだけのお芝居を上演するのに、どれほどの時間をかけて稽古し、舞台装置にも大変な労力がかかっているか、私たちは知っている。知っているから面白ければそれを役者や裏方のスタッフに伝えたくて、こちらもその気持を表現したい。それを舞台で感じて役者は演じる。演奏会もそうだけど、観客席の反応は演じるものの大事な栄養となる。お客さんも立派な演者となる。と言いながらよく寝てしまうのは・・・いけませ んね。   

3 件のコメント:

  1. おはようございます♪
    お芝居たのしかったんですね♪良かったですね♪

    今日もどうぞよろしくお願いいたします♪

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  2. 勘三郎急病ということでワイドショーでやってました
    大分ストーリーは違うのでしょうが昔の映画の「マダムと泥棒」に近い味わいがありそうですね

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  3. おや、マダムと泥棒ご覧になりましたか。
    面白かったですね。ジャック・レモンでしたっけ。
    勘三郎さんが演じるのをぜひ見たかったのですが、
    ラサールもとぼけていて好演していました。

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