2011年2月21日月曜日

電子辞書ご臨終

ハリーポッターを原書で読み始めてからはや幾年。これは大げさでなくそれほど時間がかかっているということ、事実です。中学で初めて英語に触れたときは、なんてつまらんというのが初めの印象。日本語は素晴らしいじゃないか。同じ雨でも降る季節、降り方、強さなど様々な条件でそれぞれ言い方があって、繊細で陰影のある素敵な文化。日本語の良さを再認識して、子供のころから好きだった国語が増々好きになり、国語と数学の先生が気に入っていたので、この二つの科目に精を出した。英語の先生は好きでなかったので、一切勉強しなかった。それはしかし、何も知らない子どもが大人を馬鹿にするのと一緒で、どこの言葉であっても奥が深いと言う事を知らなかったせいでありました。今になって勉強しても到底上達する訳はないけれど、ハリーポッターを原書で読んでみようと思い立ったおかげで、英語も素晴らしい言語であることがようやく分かってきた。まだ入り口に立っているだけの状態でも、面白い。そしてこの無謀な計画を立てた時からの我が伴侶が、突然壊れてしまった。Canonの電子辞書。初めは普通の辞書で単語をひいていたけれど、大変時間がかかる。辞書が好きで単語をひくだけでなく例文なども読み始めるととめどもなくなってしまう。それで電子辞書にしたら時間が半減、このシリーズを読み始めてから買ったので、ハリーポッターと共に歩んできた物。記憶力が退化しているので、何回も同じ言葉をひく。学生時代の不勉強のツケで、知らない単語だらけ。激しく使ったものだから、今日開いたらウンともスンとも反応がない。電池を変えてもダメ。長いことご苦労様でした。いま新しい同じシリーズの辞書をネットで注文して、届くのを待っている。今丁度真ん中の巻の後半に差し掛かっている。後半分、新しい辞書がもってくれるかな。それよりも私のほうがお先にバイバイなんてことにならないように、健康に気をつけましょう。

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