2011年2月8日火曜日

カラスの異変

午前中レッスンが入っているので早めに散歩に出た。いつものカラスに挨拶しようと縄張りに近づく。あ、いるいる。でも変。いつもならサーっと飛んで来る夫婦カラス。なのに今朝は知らん顔。でももっと変だったのは、数がドンドン増えてきた。いつもは夫婦で同じ木に止まっていて、私を見つけると寄ってくるのに、今日は10羽近くが同じ場所にいる。数年間カラスとお付き合いしているが、こんな事は初めて。厳重に縄張りが決まっているらしく、いつもなら決まった個体が決まったエリアにいて、他のエリアに侵入すると小競り合いが始まるのに、皆さんジッと同じ木から動かない。どうしたのだろうか。天変地異が起きるの?それとも縄張りをめぐる談合?繁殖期に入るのかな?挨拶に来てくれないのでスゴスゴ返ってきたけれど、一体どうしたことなのか知りたい。ソロモンの指輪を持っていれば、話ができるのに。コンラート・ローレンツ博士のように動物の考えがわかるといい。。一体彼らは何を考えているのか。多分人間の価値観とは本当に相容れないものと思う。必要なものを必要なだけ手に入れ、そのために働く。必要な事を果たしたら、文句も言わず潔く死んでいく。自分と家族だけを守り、他の個体にはテリトリーを荒らされない限り嘴をはさまない。これぞ、シンプルライフの極致。これで生きて行けるのだから、人間だって・・・そうはいかないのが人類の問題、地球の問題を生み出してきた。考えてみると人間ほどやっかいなものはない。

2 件のコメント:

  1. 鳥インフルエンザ?
     近所の鴉も変です。私は知り合いはいないのですが、
    いつもなら木の上の方にとまって、カアカアと標準的に鳴いているのに、昨日は肩の高さの枝で、アウウアウウと鳴いていました。
     「インフルエンザにかかったんじゃないの?」と聞いたのですが、返事もなくアウウアウウと鳴き続けていました。

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  2. ああ、そうか。やはり繁殖期が近いのかも。
    アウウって少し甘えたような声ではありませんか?
    よくカラ友も私に向かってそんな声で鳴きます。

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