2011年2月3日木曜日

恵方巻き

オペラ「ゲノフェーファ」の最後のゲネプロが終わって明日から本番。最初に楽譜を見た時に、こんな音形がはたして弾けるのかいなと思った。初めての練習の時も、これは不可能であると思った。
音の配列がおそろしく不自然で、ヴァイオリン的でない。しかも尋常でない速さときている。でも、CDの演奏はすごく上手い。人種が違うのさと思った。でも、恐ろしいことに、何回もの練習を繰り返しているうちにいつの間にかなんとかなっていく。一人で弾いていると、どうしても自分にあまくなる。でも、周りの人に迷惑をかけないようにしなければならなくなると、そこは必死になる。仕事で弾くときは、うちでチンタラ弾くのとは違う。やっとみんなに付いていけるようになった。穏やかにのんびり暮らしていたのに、たまに外に出るとこういうハメになる。一種のリハビリだなあ。刺激を受けた脳がギシギシ音を立てて、少しだけ回り始めた。で・・・疲れる。帰り道、商店街で恵方巻きを売っていたので、海苔巻きまるかじりするのも悪くないと思って買った。子供の頃は海苔巻きをまるごと食べたくて、母に切らないでとよくたのんだものだった。一体この風習はどこから、起こったものなのか。最近まで私は知らなかった。なんだ、子供の頃の大好きなことが縁起かつぎになるなんて。ところが買った恵方巻きは食べられなかった。今日は姉の家で法事があって、お寿司が届いたのだ。なまもののお寿司を先に食べることにしたので、海苔巻きは冷蔵庫へ。縁起が担げなかったので、今年はひどい花粉症になるかな。とにかく明日からの本番が無事に演奏できますように、祈らなければ。

2 件のコメント:

  1. おはようございます♪
    豆まきしそこないました~・・・

    今日もよろしくお願いいたしますっ♪

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  2. 豆まき、恵方巻きなしです。
    「鬼は外」やると自分が出ていく
    ことになるから・・・

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