2011年2月17日木曜日

天気予報士

一昨日まであんなに良く鳴っていたヴァイオリンが、昨日は鳴りがわるかった。これはどうしたことか。弾き方が悪いのか。あんなにちゃんと調整してもらって良く鳴っていたのに、駒がずれたか弦が古くなったか。もう一度調整に出さないといけないかなと思っていた。昨日は一日弓の持ち方をかえたり、圧力やスピードをかえたりと悪戦苦闘。夕方整体に行って筋肉をほぐし、それからもう一度筋肉を運動出来る状態に戻してもらって、帰ってから又弾いてみるとさっきよりはましになったものの、楽器自体はやはり鼻づまりの音がする。こうなると意地になっても仕方がない。こんな下手くそヴァイオリニストに毎日キーキーこすられたら、楽器だっていやになる日もあるさ。今朝目覚めが悪くつい朝寝坊。起きてみるとどんよりした湿気を帯びた空気に、昨日の楽器のご機嫌悪さを納得した。湿度が増えていたのね。ろくに天気予報も見ないからわからなかったけれど、楽器はちゃんと天候の崩れを察知していたのだ。天気予報士のように天気の崩れをあてていたのだ。でも、それを持ち主がわからない限り、なんの役にも立たないけど。日本の湿気はお肌にやさしいけれど、楽器、特に古い楽器には天敵となる。雨になってしまったほうがマシなようで、降りだす前のどんよりした日が特にいけない。昨日は気持ちの良い日だったのに、すでに楽器は湿気がくるぞと知らせてくれていたのだ。すごいね。

2 件のコメント:

  1. それを感じるところがもっとスゴイ♪です。

    私は今日は恥ずかしながら~とN師匠のところに
    レッスンに行ってまいります・・・

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  2. いいないいな、私もレッスン受けないと
    ワケわからんのよ、この頃。

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