今月末西湘フィルとしての初めてのコンサートが秦野市で開催される。初めオーケストラアンサンブル西湘の名前で発足して一回目の定期演奏会を成功裡に終えたとたん、名前をとられ、団長、指揮者、トレーナーもろとも、要するにコアがそっくり放り出され、分裂してしまった。メンバーもあちらに付く人、こちらに来る人で半減して、新しく西湘フィルハーモニーと名前を変えて第一回目のコンサートにこぎつけた。しかし、なんだってこんなことになったのか?かなり厳しい訓練に耐えられず、もっと楽しくやろうなんて考えたのかもしれない。いつも音をセーブするように言われ、ドンチャン音がだせなくて不満だったようだけど。洗練された音楽を作るためには、自身の感情のままに吐きだしたら絶対うまくいくものではない。緻密に計算したうえでこそ豊かな感情表現ができるのに、只々感情の赴くままに音を出していくのは、それこそど素人考え。幸いこちらには松元氏というすぐれた指揮者がいて、熱心に指導してくださっている。今回も期待していただきたい。今日はシューマンのピアノ協奏曲の音合わせがあったけれど、ソリストも素晴らしかった。シューマンはわたしの好きな作曲家のうちに入るけれど、死ぬほど美しいのにおそろしく難しい。心に染み入るように聴かせていただいた。初めは不ぞろいだったメンバーも、じっと練習に耐えて非常に向上してきた。基礎をみっちりやっていくのはいささかしんどいけれど、それがあってこそ立派なオーケストラに成長できるので、頑張ってほしい。
コンサートの詳細その他はこちらからご覧ください。
http://orchestra.musicinfo.co.jp/~seisho/
御成功をお祈りしてます♪
返信削除ありがとうございます。
返信削除明日は楽しみにしています。 nekotama
明後日ですよ~ん^^
返信削除いいじゃん、一日くらい。
返信削除ダメ? nekotama