2011年12月1日木曜日

ロンドンアンサンブル練習開始

今日からロンドンアンサンブルのメンバーが三々五々集まり始めて、第一回目の練習がはじまった。何回かのコンサートのつど少しずつメンバーが入れ替わる。私は小田原のコンサートのみの出演となるけれど、まだ日本に到着していない人もいるので、練習に参加した。きょうの練習場所は九品仏のOさんの邸宅。広いサロンがあって時々コンサートが開かれる。スタインウエイがでんと置いてあってもピアノが小さく見えるくらい広い。ピアノが我が物顔にスペースのほとんどを占めているうちのレッスン室とは大違い。でも、ここをお借りできるのは、今日だけ。あとはうちの狭い空間でひしめき合うようになる。大きな外国人が数人入ったら、さぞや窮屈なことだろう。今日の練習は全部の曲を一通り通すだけだったけれど、ピアニストの美智子さんは優れた音楽家で、ダイナミックなのに全く喧しくない。素晴らしいセンスの持ち主。夫のフルートのリチャードさんは物静かなジェントルマンで、今回のプログラムのアレンジも担当した。「展覧会の絵」を6人でやってのけようというのだから、さぞ苦労したと思う。不思議になんの違和感もないから、良く曲の特性を掴んでいるのだと思う。ヴァイオリンは同じく小田原のみの出演の志帆さん、チェロは前半出演の我らが「古典」のメンバーの重松さん。急ぎ足で練習は勧められた。曲数が多いからトロトロしているといつまでも終わらないので、重松くんが号令をかける。「はい、次」そうやっても全く休みなしで4時間を少しこぼれた。大変楽しい練習だった。座っていれば足の痛みも感じない。楽器を弾くには影響がないけれど、歩くのが困難なのでこの先どうしよう。どこの仕事にも車で行けるとは限らないので、車でいけないと地獄だなあ。ところで、足が悪いと上半身が楽になるのかしら。楽器を弾くのがすごく楽なんです。いままで踏ん張りすぎていたのかな?

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