2011年12月2日金曜日

出迎え

ロンドンアンサンブルのメンバーのうち、ヴァイオリンのタマーシュとヴィオラのジェニファが到着。私の家の近所に宿泊するので、駅まで出迎えを頼まれた。成田空港のサイトで調べると定刻より少し早く到着。スムーズにエクスプレスにも乗れて、順調にウイークリーマンションにチェックイン。イギリスではマンションは御殿のような建物をさす言葉だそうで、ジェニファが、あまり立派ではないホテルに入って行くときに「マンション」と口の中でつぶやいたのがおかしかった。部屋は恐ろしく狭くてベッドとソファーベッドが部屋をうめつくしている。床はほんの少し見えるだけだから、広いところに馴れた彼らにとってみれば、ものすごく狭く感じられるだろう。でも恋人同士だからいいか、とはこちらの勝手な言い分。とにかく地の利がいいからあきらめてもらうしかない。私がいつの間にか主催者側に立っているのも変な話だけれど。タマーシュは知る人ぞ知る名手だから、明日からの練習に立ち会えるのは本当に楽しみ。駅の商店街も近いので案内しようと思ったら、私たちは歩くのが好きだから自分たちで探すみたいなことを言って、やんわり断られた。お邪魔ですものね。それに私の足はいろいろやっても一向によくならず、立っているとしびれてくる。演奏には差支えないけれど、このシリーズが終わったらメンバーと2日間遊びに行く予定だから、そちらの方が心配なので治療にせいを出さねば。でも、腰でなくて本当によかった。腰だったら楽器を弾くには致命的だから。

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