2011年12月20日火曜日

ノラや。

小田原のコンサートが終わってから二日間は家にも帰らず遊びほうけていたけれど、小田原の駅前でみんなとさよならをして、家に着くとノラがさっと寄ってきた。かわいそうなノラは私がいなくなってさぞ心配したことだろう。一応姉に世話を頼んで出かけたものの、頭からノラのことが離れず遊んでいてもふっと思い出す。この2,3日、氷点下の寒気がきている。これから約一ヶ月半はひどく寒いから命がもつだろうか。もう少し馴れてくれれば医者にも診てもらえるし、中にも入れてあげられるのに。いまだに手を出してもおびえるだけ。いつになったら信頼してくれるのか。最近とんと物置の寝床に入っていないようだ。温めて入れてあるカイロにも寝た形跡がない。いつも見受けるのは、冷え冷えとしたコンクリートに寒そうに丸くなって、じっとこちらを見ている姿。しかも私が帰った時には物置のドア前に寒風をふさぐために取りつけていたベニヤ板がはずれていて、風が吹き込む状態になっていた。いつからこうだったのかしら。しかも、餌は全部食べつくされていた。早く春になってもらいたい。いつもは冬が好きで、春は体の具合が悪いうえに花粉症持ちの私は春が来るのが嫌なのに、ノラのためだけならば早く春が来てほしいと願っている。見受けたところかなり年もとっているようだから、とりわけ寒さはこたえるにちがいない。なにか手を打たないと凍えてしまう。どうしたらいいのか只今思案中。

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