2011年12月7日水曜日

練習不足?

毎日起きるたびに少しずつ良くなってはいるけれど中々治らない足のしびれに、さすがの能天気な私もいささか憂鬱になりかけていた。特に土曜日にギャラリーコンサートがあり、ヴィオラとのデュエットなので本来椅子に座ってというわけにはいかない。かといって痺れを我慢して立って弾くと集中力が切れるから、一応椅子を用意していただくことになった。足の悪いパールマンのような演奏家もいるから絶対立って弾かなければいけないことはないが、普段から立って練習しているので弾きやすさはやはり立っている方がいい。今朝かなり調子が良くなったのでしばらく立って練習。府中まで出かける用事があって車で4時間ほど家を留守にして、帰ってから1時間半、おや?大丈夫だ。いままでかなりこわごわ練習にも力が入らなかったのが、思い切り弾いているうちに足のことは忘れてしまった。そして、あら治ったみたい。このところ、ロンドンアンサンブルにお付き合いしてあまり練習時間がとれなかったのと、煩雑なことが多くて、よくよく考えればろくな練習をしていなかった。足が痛くなると、それに気を取られ全身のバランスが悪くなって、風邪をひいたり頭痛がしたり体調も崩れてしまった。まもなく本番だと言うのでやっとシャキッとしてきたらしい。人間適度の緊張はいつでも必要なのだ。いつになったら釣りでもしてのんびりなんて生活が待っているのだろうか。

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