2012年6月16日土曜日

新しい美容院

長い間通っていた美容師さんが、どうやら仕事に対する意欲を失くしたらしく、このところひどくカットが雑になってしまった。私の髪の質は細かい縮毛なので、おいそれと新しい人にカットしてもらうわけにはいかない。下手すると全くまとまらなくなる。一度有名な美容師さんにカットしてもらったことがあったけれど、その時は悲惨なことになった。美容師さんにも得手不得手があって、その人は華やかなロングの髪型ならば素敵に仕上げる。友人がいつもとても素敵で、彼女からのご推薦もあって一緒に行ったけれど、帰り道は二人ともやや言葉少なになってしまった。ショートが得意な人ではなかったのだ。ショートカットはその人の技術が試される。しかも髪質が悪いからなお大変。今日はお馴染みFUMIKOさんのご推薦の美容師さん。彼女はおしゃれでいつもキリッとステキなショートヘア。私も前の美容師さんがショートカットの名人だったから、ずっと短い髪型だった。しかしこの2か月程は新しい人が見つからず伸ばしっぱなし。ボサボサ頭で気分悪く過ごしていた。教えてもらった美容院は国立にあると聞いて、遠すぎるとたじろいだけれど、もう限界だった。意を決して今日出かけてみた。予約時間5分前、お店に入って行くと予約してあったのに、なんでしょうか?と言われた。しかも前のお客さんのセットの最中。見たところまだ仕上がりには時間がかかりそうだ。時間にルーズ?そこで減点2点。でもなんてこった、きちんと前のお客さんは時間通りに仕上がった。これで減点は1点消滅。私の番になった。シャンプーはまあまあだけど前の美容師さんがすごくうまかったので、ここで多少減点。カットが始まった。レザーで細かく丁寧にカットしていく。そのゆっくりさときたら私のスピード感とはだいぶ違う。そこでまた減点1。そして仕上がりは本当にきれい。ただ冒険はしてくれないなと言うのが感想。私はタンポポの綿毛のようにと言ったのに、ごく当たり前の常識的なスタイルとなった。確かにカットは上手い。さっきの減点は全部消滅。プラス5点差し上げよう。合わせ鏡をして仕上がりを見せてくれたので、鏡越しにニコッとすると、いかにもうれしそうにニコッと笑った様子が可愛らしかったのでおまけに2点プラス。さて、FUMIKOさんの採点はいかに?

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