2013年7月31日水曜日

塩豆腐

エッセイストの平松洋子さんが週間文春に連載しているエッセイを毎号面白く拝見している。よほどの食いしんぼ(失礼)とお見受けする。今週号にのっていたのは「塩豆腐」絹ごし豆腐に塩をぱらぱらふってから表面をなでて布巾などで包み、重しをして冷蔵庫で一晩おくという超簡単なレシピなので出かける前につくっておいた。今日は美容院に寄ってから澁谷の音楽教室へ行く予定だった。私が自分の髪質が悪いのを棚に上げて度々腹を立てて美容院を替えるのを見ていたFUMIKOさんが推薦してくれたお店。先日彼女のきれいにカットされた髪を見て、紹介してもらったので今日は初回日。なるほどお店もスタッフも感じよく腕も上々。久しぶりに上手い技術者にお目にかかった。そして教室に行くには時間が余ったのでFUMIKOさんにお茶を付き合ってもらった。よせばいいのに、ケーキを頼んでしまったので家に帰るまで食事はおあずけ。レッスンが終わって21時半頃澁谷駅に着くと東横線が人身事故のせいでとまっていた。仕方がなくJRで回り道をして遅くなってしまった。夜、空きっ腹でもカロリーの高い物は食べる訳にはいかない。幸運なことに塩豆腐がちょうど良くできあがっていた。風呂上がりに缶ビールをプシューっとあけて塩豆腐を一口。むむー、あまりの美味しさに悶絶!塩をふって水分が出てしまった豆腐は大豆の味がぎゅっと凝縮されて、どんなチーズよりも美味しい。オリーブオイルが素晴らしく合う。さっぱりしているのにこくがあって絶品とはこのこと。しかも安くてうれしい。当分私の最大のお気に入りになりそう。ぜひ、お試しあれ。



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