2013年7月6日土曜日

鬼の攪乱

今朝目が覚めるとなにか体に違和感がある。前々日あたりからジワリといやな気分が押し寄せてくる。体の、特に腸が不調。なにか変だあと思って検温したら38度もある。きゃあ、私の平熱は35度台で低体温なので、38度は異常な高熱になる。歩くとふらつく。しかし、今日は「七夕コンサート」というタイトルでサロンコンサートの本番なのだ。モーツァルト「ピアノ4重奏」ボッケリーニ「チェロソナタ」ドビッシィ「月の光」ショパン「子犬のワルツ」クライスラー「愛の喜び」「愛の悲しみ」ピアソラ「リベルタンゴ」モンティー「チャルダッシュ」先日のケアハウスでのプログラムの焼き直しだが、チェロが加わってより充実した内容になった。南青山のY子さんの家の広いリビングが会場となって、そこへ25人ほどの人が集まって、演奏後は美味しいお寿司がでるという大変贅沢なコンサート。演奏はともかくお寿司は銀座の「虎武士」というお店が出張してきて、にぎってくれるのが素晴らしい。しかし、体調不全の私は機嫌が悪い。どうしたものか、頭はふらふら、背中バリバリで、常連の香港人の針の先生が来ているのを幸い、相談にのってもらった。女性の先生は先日この場所でお目にかかった時に、私に向かって「あなた食べ過ぎよ。でも、あなた食べるのやめられない。ストレスが多いから」と言われてしまった。今回も脈を診てもらったら、前回同様ストレスで食べ過ぎだそうだ。どうしても痩せられないのはストレスのせいかもしれない。針を打ったらなにか急に元気になったものの、やはり体調が悪いのでお先に失礼することにした。Y子さんが車で私の家まで連れ帰ってもらった。せっかく私の長年の生徒だった女性が来てくれたのに、あいさつも忘れてしまったのは、私にしてはなかなかの重症であるらしい。今年に入ってからこんなことが何度かあって、これはむしろ毒だしではないかと思う。若いころと同じように食べているし、無理も重ねてしまう。それで、時々こうして熱を出したりしてバランスをとっているのだろう。性格は鬼でも体はか弱い女性であることを思い知らされた。

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