2014年7月11日金曜日

ひとりご飯

最近の若者は1人でご飯を食べるのを、他人に見られたくないらしい。
友達がいないヤツと思われるからだそうで、なんと、トイレに籠もって食べるという!!!
トイレで???
あそこは出すための部屋で、決して入れるための部屋ではない。
だいたい美味しくないでしょう。
考えただけで気色悪い。
それなら他人がなんと思おうと、1人で食べる方がよほどマシ。
だいたい、友達がいないのが、そんなに変なことなのかな?
よくネット上で何百人友達がいるとか自慢する人がいるけれど、そんなものは友達でもなんでもない。
友達とは背中の手の届かないところを、掻いてくれる人のことを言う。
ネットでは掻いてもらえないでしょう。

昨日は音楽教室に教えに行ったのだが、生徒が1人しか来ない。
出張や風邪でお休みが出て、1人だけのために出かけた。
1人の生徒では張り合いがないから、少し澁谷で遊ぼう。
いつも素通りするお店も覗いてみよう。

なにか美味しいものでも食べよう。
このところ毎日飲み会が続いて、くせになってしまったみたい。
どこか良いところをと探していたら、教室のすぐ近くの地下にビストロ風のお店をみつけた。
私は仕事で全国旅をして歩いていたから、すれっからしになって、1人でお店に、しかも飲み屋に入るのも平気になってしまった。
入ってみるとまだ時間が早いせいか、台風のせいか客はいない。
カウンターに陣取って辺りを見回すと、なかなか趣のある風情。
どっしりした木のカウンターの上には、山盛りのジャガイモ、コロッケ、燻製色々、タマネギなどが積み上げられている。
どれも美味しそうで、仕事でなかったら美味しいお酒を頂きながら食べたいと思った。
仕事前なのでジンジャーエールで我慢。
チーズとタコの燻製、タマネギのアンチョビソース、コロッケ、サラダなど、前部半分のサイズにしてもらって色々つまんだ。
カウンターの中のスタッフが気を遣って話しかけてくれる。
以前旅をして1人で飲んでいると、そのお店の女性スタッフが話しかけてくれる事が多かった。
こんな歳になるまで仕事をして独り酒をしているなんて、よほど人には言えない事情があるのではないかと、うたがわれていたのかも知れない。

独りで喫茶店にも入れない人がいると聞くと、ふーん、私はなんで平気なのか考えてしまう。
子供の頃は極端に人見知りだったのが、いつの間にか、外国一人旅も平気で行く様になった。
たぶん、仕事が毎回修羅場をくぐり抜けるようなものだから、普段の生活はそれに比べてずっと平穏。
だから、なにが起きても平気なのかもしれない。
人にどう思われても、自分の道をしっかり歩いて行けばいい。
独りでご飯が食べられない若者は、まだ腹をくくっていないから。
そのうち社会で揉まれているうちに、独りでいようと大勢でいようとあまり変らないことに気が付く。
大勢も楽しいけれど、独りでいるのも中々良きものです。
自分と会話しながら食べればいいのに。
可笑しいことを考えて独り笑いすると、変な人と思われるから、それだけはやめた方がいいかも。






















0 件のコメント:

コメントを投稿