2014年7月18日金曜日

超高速!参勤交代

音楽教室のオーナーから「時代劇はお好きですか」と訊かれた。
なんの事かと思ったら映画「超高速!参勤交代」という映画がすごく面白かったという話し。
超早速見に行くことにした。

あらすじ。

江戸期、徳川吉宗の治める時代。お上に無理難題を押し付けられたわずか1万5千石の小藩があった。磐城国の湯長谷藩である。元文元年(1736年)春、湯長谷藩は、幕府から突然の参勤交代を言い渡された。湯長谷の金山をわが物にしようとする老中・松平信祝の差し金であった。期日は実質、あと4日。通常の参勤交代は8日かかる。しかも莫大な費用が必要で、困窮した湯長谷藩には到底無理な話だった。藩主・内藤政酵は、老中の仕打ちに激怒しつつも、知恵者の家老・相馬兼嗣に命じ、参勤交代を果たすべく作戦を立てはじめる……。



なかなか面白かった。
いつもテレビで見るような俳優さん達も、映画の画面だとずっと素敵に見える。
深田恭子という女優さんも初めてみたけれど、とても綺麗な人。
私が若い頃は女優さんと言えば、高嶺の花と思う程美しい人が多かった。
それが最近は割合に普通の女性が女優さんとして身近になってきていると思っていたけれど、彼女は正真正銘の女優のオーラが出ていた。
この人を見ただけでも行った甲斐があったようだ。

噂通りとても面白かった。
殺陣(というよりアクション)の場面はCGなのか、又はなにか仕掛けがあるのか、とても迫力があって、俳優達が怪我をしないでいられるのは奇跡的ではないのかしら。
仕事とは言え、危険で運動神経を要求される激しさ。
一時期、おばかキャラで売っていた男性も、見ればキリッとして頭良さそうだし。
殿様役の男性も良くテレビで見る顔だが、穏やかな家臣思いの殿様にぴったりのキャスティング。
東北の藩なので侍も訛りがある。
そこがリアルで面白い。
緊迫した場面もこの訛りで、不思議にとげとげしさがなくなる。
おそるべし!東北弁。
悪人の言うことも、お人好しの言葉に聞こえてしまう。
感動にまでは至らなかったけれど、気楽に楽しめる。

川崎 チネチッタ

















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