J.S.バッハ無伴奏チェロ組曲全曲演奏第1夜。
第1番ト長調BWV1007
第2番ニ短調BWV1008
第5番ハ短調BWV1011
白寿ホール
今回彼が演奏したのはチェロでなく、ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラという楽器。
チェロより小ぶりでヴィオラより大きい。
クイケン氏は大柄だから楽器との比較をしても、ヴィオラほどにしか見えないかも知れないが、もし私がこの楽器をもったら引きずってしまいそうなほど大きい。
それを顎で挟まず、首からぶら下げて弾く。
こんな大きさです。
かなり重そうだし、バロックチェロとの違いがよく分からないけれど、全体としては心地よい柔らかな音が特徴的。コンサートで睡眠不足を解消している私としては、なんと素敵な心地よいひとときだったことか。
会場に行く前に友人達と近くのイタリアンレストランで軽く食事。
ほんの少し白ワインもいただいてだったから、それはそれは安らかな眠りに誘われた。
最近コンサートで全曲聴くのはまれになってきた。
たいてい1曲目はスヤスヤ。
これ、すごく贅沢かつ勿体ない。
過日クイケン氏のチェロを聴いた時とは又、ガラッと違う雰囲気で楽しめた。
まあ、眠っていてこういうことを言っても信用されないけれど、たまには起きて居たから。
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