2014年12月6日土曜日

今響いているのは

今、ロンドンアンサンブルのメンバーがリハーサルをしている。
我が家のレッスン室でこんな良い音がするのは年一回だけ。
いつもは、私のノコギリの目立て、生徒たちに怒鳴る声。
今日は部屋がさぞ喜んでいることだろう。

タマ-シュとトーマスは昨日マンションの和室で寝たために、畳が堅くて腰を痛めたという。
それで私の行きつけの中国整体に連れて行った。
二人の大きなイギリス人を見て、中国人整体師達は驚いていたけれど、体が大きいから苦労したのだと思う。
帰って来た二人は、まるで拷問のようだったと言うから、全力で治療してくれたらしい。
それでも、二人はすっかり良くなったと言って大喜びだった。
最初電話で頼むときに「ソフトにお願いします」と言ったら整体院のオーナーが「痛いくらいでないと効きません」と言う。
たぶん、それで整体師たちも張り切ったのではないかと思う。
私が受ける時には、痛い事は痛いけれど、それほどでもない。
それでも終ると全身ホカホカして、次の日はすっきり。

私の最寄り駅には整体院が3軒毎と言うくらい、林立している。
そして、どこの治療院も客入りが悪いらしく、よく呼び込みをしているけれど、ここの治療院だけはすごく流行っている。
中国の人は長年の伝統があるので、体の事も良くしっている。
しかも、人種的に手の関節が柔らかいかも知れないが、とても上手いから、私はもう何年もここに通っている。

30分の治療時間のはずが、二人は1時間半経っても帰ってこないと思ったら、散歩をしていたらしい。
ニコニコしてベリーグッド!
良かった良かった。

そして練習再開。
今はチェロの朗々とした音が聞こえる。
明日のサロンコンサートを皮切りに、コンサートが続いて、もうあまり会えないので、今日はこれからワインパーティ-。

今朝、ピアニストの美智子さんとその夫フルートのリチャードに1年ぶりで再会したのに、なんだかずっと一緒に居たような気がして、お互いに挨拶をするのを忘れて、自然に会話に入ってしまった。
途中でハッと気がついて、久しぶり!とハグ。
年に3,4回しか会わないのに、なんだかずっと一緒にいるような気がする人達なのだ。












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