2014年12月17日水曜日

ラーメン食べた

nekotamaを読んでくれた人に会ったら「ラーメン食べたいんでしょ?」とラーメンに付き合ってくれた。
年に数回は食べるけど、私は食事が単品なのが好きでなくて、おかず色々並べて食べたい方なのだ。
例えば天丼よりも天ぷら定食というように。
丼物もあまり食べないけれど、今日はせっかく誘ってもらったのだから、ラーメンの気分になった。
昔からある醤油のシンプルな物が食べたい。

そこの店では濃厚なスープが主流らしく、醤油ラーメンは色々な種類の沢山の写真の中にすまなさそうに埋もれて、やっと見付かった。
殆どがセットになっていて、一番多いのが餃子とラーメンのセット。
中国人の友達が日本に来て、ラーメンと餃子を食べている人を見てびっくりしたそうだ。
なぜ?ときいたら「ラーメンも餃子も主食だから」と言う。
主食に主食はおかしいでしょう。見て笑ったよと言う。
ああ、そうなんだ。
向こうの人はお正月にもお餅でなく、餃子を食べるらしい。
日本人の私たちから見ると、中に野菜とお肉やエビが入っているのだから、これは副菜だと思いがち。
しかし、彼らは餃子はお目出度いときに食べる、日本で言えばお餅のような物だという。

今からウン十年前、初めての海外はアメリカへの演奏旅行だった。
なにもかも珍しく、食べるものも美味しかったし楽しい毎日だったけれど、ただ一つ、汁もののソバ類がなかったのが残念だった。
ご飯はさほど食べたいとは思わなかった。
けれど、無性にラーメンが食べたくてチャイニーズレストランに入っても、焼きソバばかり。
その頃はまだ日本食のお店は少なく(どれほど昔のことかわかるでしょう)中華レストランはすでにアメリカにもかなりあったのに、日本食レストランは少なくて、高い上にまずいから入らない方が良いと言われた。
1度だけ現地の人が気を利かせて、日本食レストランでの会食があったけれど、何の記憶もないところから、よほどおいしくなかったと思われる。
私は、なにもアメリカで日本食を食べることもないと思って、巨大なステーキと山のようなサラダ、頭が痛くなりそうに甘いケーキを毎日喜んで食べていたら、1ヶ月半で3キロも太ってしまった。
あの国の人達が信じられない肥満が多いのも、頷ける。

それで毎日食べているご飯や漬け物、味噌汁などは別に思い出しもしなかったけれど、ラーメンは同行した誰もが食べたがったのが不思議だった。
ラーメンというのは中国のものではなくて、日本人が発明した中華料理なのだと初めて気が付いた。
中国へは4回も行ったけれど、やはり日本のようなラーメンはない。

今日食べたから、さてこの次は来年のいつ頃になるかな。





















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