2010年3月7日日曜日

伊藤 若冲 その2  金毘羅神社で呆然とする二人

いくらなんでも、あの有名なこんぴらさんが、こんなに人気がないのはおかしい。でも、長い階段はある。とにかく行ってみよう。オバサン二人はトボトボ歩き始めました。神社にたどり着くと、無人。となりのもう少し小さい神社に行ってみる。神主さんが現れ、ここも確かに金毘羅神社だが、金毘羅神社というのは、全国に沢山あります。あなたたちが行きたいのは高松の琴平さんでしょう。ここから、今乗って来た電車で高松に行って乗り換えなさい。時刻表を見てあげましょう。おっ、あと5分で電車が来る、でも、間に合うかな?とにかく、急いでっ。  走って走ってやっと間に合った。時間をだいぶロスしたけれど、朝早く出たお陰で、琴平さんに着いた時はまだお昼頃。ご開帳の襖絵を見るためには、長い階段を登らなければならない。駕籠があるけれど、人に担がれて登るのは恐そう。   襖絵はたしかにご開帳されていた。でも、照明が暗くてよく見えない。せっかく来たのだから、目をこらして長い間座って見ていたけれど、すっかり消耗した上に、不手際を友人にグチグチ言われて不機嫌になっていたので、感激はしなかった。しかし、メモに金毘羅と書いてきたのは貴女でしょう。それを今更、琴平と入力しなかったと言って責められても、私のせいじゃないよーだ。あとで、金毘羅を調べたら、四国だけでなく大阪や東京にもあるんですね。

2 件のコメント:

  1. 森の石松金毘羅代参を知らぬか?

    琴平神社は川崎市にもあるよ。

    でも行ってから気がつく行動力には
    感服ツカマツル。

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  2. 自分だって酔ってから飲んだことに気がつくでしょう?

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