2010年3月23日火曜日

春ですねえ。

今朝、今年初めて鶯の声を聞いた。まだ、少し歌が下手で、ホッホッケッキョみたいにたどたどしいが、紛れも無く鶯。すれ違った人に「鶯が鳴いていますね。」と声をかけると、「お花が咲きましたね。」どうでも良い事を会話するのも、のどかで良い。女性はなんでもなく出来る、こんなことも、男性は苦手らしい。女性の寿命が長いのも、殻にとじこもらないで、見知らぬ人とも会話できる、この辺も一つの要因らしい。猫魔さんには2人の兄と、3人の姉がいる。あわせて、6人兄弟。4人の姉妹は集まると、ずーっとしゃべっているが、兄たち、特に数学をやっている次兄は、無口きわまる。
兄弟が集まって、ペチャクチャしゃべっているのに、黙って酒を飲んでいる。それに気がつくと、女性群は兄を攻撃しはじめる。「ねえ、この人の声、今日聞いた?」「まだよ」「ほら、なんとか言いなさいよ。ウーとかアーとか」  フッフッフッ、などと、苦笑まじりにやっと声をだすが、言葉らしき物は、出さない。その分奥さんがよくしゃべるから、相殺されるのだが。      散歩の帰り道、一羽の白鷺が川の中に静かに立っていた。いつも、一羽しかいない。行きがけに会ったカラスはいつも夫婦で挨拶にくるのに。鳥にも無口とか、おしゃべりとか、あるのかしら。

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