2011年3月9日水曜日

歌う道路

愛車 ヴォルフガング・アマデウス・シルフィーの定期点検整備の日。出来上がるまで待合室で漫画を読んでいると、日産マンが話しをしに来てくれる。彼は元カーレーサーで、ライダーでもある。最近又バイクをはじめましてね・・モトクロスですが・・砂利道などは雪道と一緒でよくすべります・・などとしばらく楽しくおしゃべりをする。ところで、いつだったか、高速の出口付近を走っていると道路の凹凸のせいか、まるでメロディーのように聞こえたことがあるんです・・と私。すると、そうなんです、日本全国に何箇所かあるんです・・と彼。ああ、なんだ、偶然かと思っていたら、意図してそうなっているんだ。凹凸ではなく道路を作る素材を変えてあるらしい。富士山の5合目付近の道路には一定速度で走ると、♫ ふーじはにっぽんいちのーやま ♫ と聴こえる箇所があるそうだと聞いて、そのうち行ってみようと、野次馬根性が頭をもたげてきた。なんのために?と聞いたら、ま、速度制限のためでしょうね、ということだった。ハハハ、面白い。誰がそんなことを考えついたのかしら。以前見た電気自動車の動画、音がしないので危険防止のためにわざわざ音を出すように出来ているが、その音がひどく不愉快だと感じた事があった。あれは目の不自由な人に色々な音を聞かせて、どれが一番危険と感じるかアンケートをとって決めたそうだ。それで、嫌な音だったんだ。納得。音に関しては自動車製作者たちはものすごく研究しているらしい。電気自動車の場合、エンジン音が無くなると、風切り音、タイヤの擦過音などがとても気になってくるので、その対策がずいぶん研究されているらしい。・・・などと話し込んでいると、整備が済んで、さようなら。半年に一度、車の知識が増えるけれど、増えた分他の知識が出ていくので、わたしの脳みその引き出しはいつもがらがらです。

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