2011年3月18日金曜日

ブランクは春

東北地震の影響がジワリと出はじめている。コンサートは流れ仕事もキャンセルが続く。フリーミュージシャン達はまたも大きな試練に直面している。このような事は何回もあった。私も長い間には収入が殆ど無くなった年もあった。昭和天皇の御崩御の年は特に冷え込んで、仕事の電話がかかってこない。友人から電話があると「あら、やっぱり壊れていないのね。通じたわ。さっぱり電話が鳴らないから壊れてるのかとおもったのよ」なんて。そんな年、仕事が入らないのを嘆くと、大先輩の元東京交響楽団のコンサートマスター、鳩山寛氏から言われたことが印象にのこっている。「君ねえ、そんな時は勉強するんだよ」ありがたい事に、一緒に勉強してくれる友人が何人もいる。生来の怠け者だから下手すると一日中ボンヤリしている。ピアノの友人はベートーヴェンのソナタを合わせようといってくれるし、ヴィオリストからデュオをやりませんかと、温かいお誘い。モーツァルトのヴァイオリンとヴィオラだけの素敵な2重奏。弦楽四重奏のあ誘いもあったし。どんな時でもヴァイオリンは素敵な時間と友人たちを連れてきてくれる。それにパソコンとパソ友があれば私の貧乏生活は春。時々強風が吹いたりするけど。

2 件のコメント:

  1. おはようございます!
    勉強するには絶好すぎるほどの時期ですよね。
    精進します・・・

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  2. 好機を逃すのが私の常。
    やっぱり一生ナマケモノかなあ。

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