2011年3月19日土曜日

揺れる日々

東北大地震から一週間、未だに余震か新しい地震かわからないけれど、揺れる。その上なんとなく関東に近づいてきているような・・・うちの壊れた所は6日ほどまえに工務店の人が見に来てくれたけど、それっきり。大きい地震がきてタイルがおちるかもしれない。それが心配。電力消費量を抑えるための節電で商店街も少し暗い。でも、それが意外にも良い雰囲気を醸し出している。通行人の数もいくらか減っているようで、静かな落ち着きのある街になっている。そもそもうちの方の商店街は東横線沿線の中でも一際賑やかで、夕方などは歩くのも大変な位人の波でうまっていた。それが今は暗くなる前に家に帰ろうと、皆足早に散ってゆく。午後早いうちから、パン屋さんは人で溢れ、焼きあげるそばから売れてしまうので、パンはアッという間になくなってしまう。夕方になると停電で暗くなった隣近所は物音もしない。窓際の残照を頼りに楽譜を見て練習をしているが、それも見えにくくなると、練習はおしまい。あとはひたすら電気が通じるまで薄暗い部屋でラジオを聞いている。ところが猫たちはこれがえらくお気に入りで、いつもより元気に部屋を駆け巡る。狭い部屋に4匹もいるので、猫の間に人間が肩身狭そうにお邪魔している感じ。ねえねえ、遊ぼうよ。玉三郎が誘ってくる。かあちゃん、だっこして。ナツメが甘ったれてくる。髪の毛、毛づくろいしましょうね。モヤは面倒見が良い。私は猫じゃないから、毛づくろいは痛くてごめん。コチャはのそりと膝に乗ってくる。時々揺れるのも猫にはどうってことないようだ。

2 件のコメント:

  1. 猫が騒がないならきっと大丈夫・・・だといいな

    返信削除
  2. 以前ゴンベエという猫は予知猫で、地震を知らせてくれました。
    生きていたら今回なんか大騒ぎでしたよ、きっと。

    返信削除