2011年3月23日水曜日

彼岸が過ぎたのに

暑さ寒さも彼岸までというのに、今日は又真冬並みの寒さ。東北の地震の被災者はさぞ、ご苦労しておられることだろう。結局私に出来ることはわずかな募金をすることくらい。無力を感じる。援助物資は荷造りが苦手で、中々はかどらない。一応洗濯もアイロンかけもしたけれど、整理が下手でどう見てもくちゃくちゃ。そんなに悪いものではないのに、ゴミみたいに見える。ちゃんとたためればもっと綺麗に見えるのに、見ているうちに惨めになってきた。なんでこう不器用なのかしら。母はとてもきれい好きで整頓が上手かった。私は父親ソックリで悪筆、不器用。母は何もかも、一目でどこにあるかわかるように整頓していた。私はなにもかもスグに散歩に行ってしまうという、不思議な家でくらしている。高校生に言われたことがある。「この部屋の楽譜は夜中に歩くんですね。先週も、先々週も楽譜探してましたよね。ハハハ」  やかましいっ!うちの楽譜は活きがいいのだ。そのくせほしいと思うとすぐに楽譜を買ってしまう。支援物資もどんどんあれもこれもとなり、かなりの量になった。これは都道府県の窓口というから、神奈川県庁にとどけるのかな。テレビを見ると援助物資が次々と届けられていて、だんだん気持ちが萎えてくる。こんな物もらって嬉しいかな。それよりリサイクルショップで売って、現金にしたほうがいいのかな。とどけても皆さんの手に渡るのはひと月、ふた月後、その頃には暖かくなって、セーターやコート、スノーブーツも季節外れ。それなら新しい下着などのほうかいいのか、迷っているうちに機を逸することが多い。優柔不断で不器用とくるから、生活者としても音楽家としても(身長も)大きく成長出来なかったのもうなずける。

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