2011年3月4日金曜日

月例弾く会

毎月第1金曜日11時。3人のピアニストの家のどこかで自分が弾きたい曲を持ち寄ってのホームコンサート。先月は雪のために流れてしまった。今月は府中で開催。ただしお客さんは自分たちだけ。今日はショパンのエチュード3曲、バッハのトッカータとフーガ2曲、私はシューベルトのソナチネと今度古典音楽協会でソロを弾く、ヴィヴァルディ作曲「恋人」又は「愛」とでも訳すか、アモローゾと言う曲を、チェンバロパートのみの伴奏で弾かせてもらった。ベートーヴェンやブラームスがないので、比較的スッキリとしたプログラムになった。バッハなどは恐ろしく難しいのだと思うが、さすがに名手が揃っていて、心地良くゆったりとした時が流れる。それにもまして楽しいのは、始まる前のおしゃべり。学生時代と面白い先生たちの思い出、過ぎ去ったロマンスの話しなど・・・種は尽きないけれど、さて弾くか、となると一様に真剣になる、そのギャップが面白い。お互いにあまり深く立ち入ったことは探らないけれど、長い付き合いの内に段々家庭の事情なども、話しの片鱗から分かり始める。あら、あの人があなたの元ご主人だったの?などと。ピアニスト3人は仲も良く長い付き合いだから、お互いの家庭なども行き来していると思うけれど、私は部外者だったから、中々事情が飲み込めなかったりして、そのギャップも又笑いの種となる。終わるとファミレスでお食事。みんなよく食べる。食欲旺盛、話し上手、世の中をまっとうに生きてきた人たちは、存在自体が芸術といえる。

2 件のコメント:

  1. 素敵な集まりですね♪
    私も聴かせていただきたいなぁ♪

    返信削除
  2. いらっしゃいませな。楽器持って。
    来月は私は都合でおやすみ。
    5月の第一金曜日にどうぞ。
    予告出します。

    返信削除