2011年3月16日水曜日

原発の恐怖

昨夜送っていただいた情報によると、2007年福島原発の耐震安全性の総点検を求める申し入れが出されていたにも拘わらず、東電はそれを無視、結果今回の事故につながったといえる。東電柏崎刈羽原発の中越沖地震の際の事故は、放射能が海水に流れでて、放射性物質が3日間も排気筒から排出されたという。1995年阪神淡路大地震の際に地震計は、日本最大の耐震性を誇る柏崎刈羽原発の設計値の3.6倍の値を観測した。東電は柏崎原発設置許可申請時に海底調査を行い、中越地震を起こした断層が海底にあることを掴んでいた。福島原発はチリ級津波では機器冷却海水の取水が出来なくなることがすでにあきらかになっていたそうで、その対策の求めに対し東電はこれを拒否したという。
いつも思うのはあまりにも仕事をきちんとしない、利得権の上にどっかりと乗っかっているエライ(と、世間的には言う)人達の姿。実は東電の社員ではなく、派遣社員が管理、点検、事故処理などを行っていたという。危険なことは外部の人任せ、いくら頭を下げても下げる頭がもうないでしょう。原発に想定外という言葉は絶対無いと思わなくては。原発が悪いわけではない。原発を作り管理する人に本気で仕事をしてもらいたい。それだけ。今回の事故ほど腹のたつことはない。命からがらの人たちに放射能まで浴びせるのか、怒りが収まらない。

3 件のコメント:

  1. それにしても、もう誰も洗濯物を外に干していないのが不気味です。母もうちの中に干せと言う・・・。
    人もあまり歩いていない。
    (田舎だからかもしれないけど)

    私信:明日から真面目に精進します。
    よろしくお願いいたします。

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  2. 少し前に友人から雨に気をつけて、とメールきました。恐ろしい現実が待ち構えていないといいのですが。

    私信:あのう、私は不真面目なんですけど・・・

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  3. 我々はそういった事実を後から知る事が余りにも多い気がします
    如何に「報道」というものが衰退してしまったのか嘆くこのごろです

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