2012年4月20日金曜日

間もなく完読

今日はハリー・ポッターの原書講読日。イギリス人のルースさんに教わりながら読んでいる。只今4巻のフィナーレに差し掛かったところ。もう後2回で読み切れると思う。英語が好きなわけではない。日本語だっておぼつかないものを、敢えて英語を今更勉強する気もないけれど、仕事場でハーピストが辞書なしで原書を読んでいるのを見て、軽い気持ちで読み始めた。ところが、もうすっかり中学時代に覚えたものなどは頭からすっぽりと抜けていて、辞書を引くこと1ページに10単語あまり。初めの一番易しい卷でさえもそうだったので、進むうちにどんどん難しくなっていくために、辞書を引く回数も増えていった。初めは分厚い辞書を引いていたけれど、これはたまらんというので電子辞書に変えてみた。普通の辞書だと単語を引くついでに、あちらこちら例文などを読んでいるうちに当初の目的を忘れて読みふけってしまうので、時間がかかってしまう。作者のローリングさんは非常に頭の良いひとで、巻を追うごとにだんだん単語や言い回しを難しくしていく。読んでいるうちに子供が成長していくのに合わせているのではないかと思われる。全7巻のうちの今読んでいる4巻は特別分厚く、800ページ近い。いつから読み始めたかも忘れるくらい長いことかかって一歩一歩進んでいるけれど、最終巻にたどり着くまでに、私はボケてしまいそう。よその国の言葉はほんとうに理解できないことが多くて、私がほんの些細なことに引っかかって質問すると、ルースさんはびっくりするみたい。私たちも日本語で普段何気なくつかっていても、いざ説明しようとすると困るように、彼女も度々答えに窮して宿題を持ち帰っている。時々イギリスにいるお母様に相談しているみたいで「母はこう言っている」と答えが返ってくる。ある時はどうしても納得できないのでさんざんメールでやりとりして、一か月後にハッと回答がわかったりすることもあった。英語自体が特に好きなわけではないが、謎ときみたいな面白さを楽しんでいる。メールは彼女は英語で、私は日本語で、漢字もどんどん使ってやりとりしているのがおかしい。

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