2012年4月29日日曜日

絵を買う

英語のレッスンの後、画家の高木紀子・風見規文展へ。高木さんはおなじみFUMIKOさんの親友。ギャラリーでのパーティーでFUMIKOさんのヴィオラ演奏もある。それを聴く目的もあって、ピアニストのSさんと共に出かけた。ギャラリーは狭くてあっという間に人で一杯になってしまう。高木さんの絵を見るのが目的だからもう一人の方の絵は後回しになる。ちょっと見た感じとてもほのぼのした良い絵だけど、まずは高木画伯の方へ。金箔を張ってそれを落としていく?聞いてもわからないけれど、本当にすてき。特に一番下にあった紫を基調にした人の顔の絵にひきつけられた。中でも一番小さいのだけど、エジプト人のような濃い彫の深い顔。小さいから私にも手が届くお値段だし。その隣の絵もとてもいい。どちらにしようか考えてまずヴィオラ演奏を聴くことにした。入って行くとFUMIKOさんが弾いている。マニッシュな茶色のパンツスーツ姿。背が高くスタイル抜群なので何を着ても似合うけれど、アンティークな時計などが置いてあるこの場の雰囲気にぴったり。狭いので部屋の奥に行くと彼女の背中が見えた。なんと、スーツだと思ったのは前だけで、後ろは背中までVカットのドレスだった。ホー、どこで見つけるのだろうか。いつもファッショナブルで素敵に着こなせるのがうらやましい。ワインを頂いてしばらくお話をして、また絵に戻る。やはり一番最初に気に入ったものに帰っていくようで、紫の顔をいただくことにした。すると、Sさんも私がさんざん迷ったその隣の絵をお買い上げ。二人で時々交換して飾ろうと言うことに話がまとまった。そして背後には風見さんの絵がある。じっくり見ると、なんともユーモラスなフレスコ?画で、特に気に入ったのは売約済となっている。すみっこにカラスの顔の絵があって、どうも気になる。見ているとご本人がカラスが大好きだと言う。カラスの好きな私と意見が一致したところで、それも買うことにした。2枚の絵がこの展覧会が終わった後に届く。うち中ガラクタだらけなので、それを少しかたずけて、画廊風に壁いっぱい絵を飾れば、すごく豊かな気持ちになれるでしょう。ささやかな楽しみ。

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