28日(水)朝目が覚めると、土砂降り。近くの駅まで自転車で行くつもりが、バスに変更。予定が15分も過ぎて、やっと、バスが到着。その頃にはじっとりと衣服は湿り気を帯び、髪も湿気と風のため、ザンバラ。なんとも情けない有様で、駅に着けば、電車も遅延。やっと、予定の山形新幹線のやまびこ号に間に合った。そのまま雨とともに、米沢に到着。そこからタクシーで、天元台ロープウエイ乗り場に行くと、強風のためスキー場のリフトが動かないと告げられた。スキー場到着。風も雨も強いが、リフトを止めるほどでもなさそう。でも、客がいないので、経費節約のためとめていたのだろう。頼み込んで、第一リフトだけ、動かしてもらうことになった。スキーヤーは殆ど私たちだけ。雨の中滑り始めると、水のお陰で思ったより滑りやすい。1時間ほど、今シーズン最初のスキーをびしょ濡れで終えた。というのも、この冬は膝の具合が悪く、歩くのもやっとだった。スキーは半ばあきらめていたのが、なんとか膝も治り、18歳からうん十年、一年も欠かさなかったスキーをすることが出来た。うれしい。夕飯は山形名物の芋煮。
29日(木)雨風、その上霧。時々晴れると思うと、ぱらぱらと雨が降り、とうとう、最悪の霧になる。
一面真っ白で、3メートルほどの視界。これは、恐ろしいので、しばらく小屋に避難したが、一向に晴れる気配もなく、ソロソロと下り始める。リフトの鉄柱沿いに行けば、何とかなりそうだが、人の姿もいきなり現れるので、恐い。大きなホテルが見えない。明かりも見えない。すぐそばまで行って漸く見つけられて、ほっとした。方向感覚も無くなるし、心細いこと。夕飯は米沢牛のすき焼き。たらふく食べてから麻雀が始まり、最初の半チャンでトップ、でも、正座のお陰で膝が痛くなり、他の人にチェンジする。いすだったら続けられるのに残念。
30日(金)晴天。昨日までの悪天候がうそのように晴れ上がり、山頂に行けば、圧雪したばかりの、カリカリの雪。キャタピラの縞目もうれしい。滑る滑る。人はまばらだし、スピードは出せるし、もう、最高。思いっきりすべりまくる。硬い雪ははじめ氷のよう。2度目は少し緩んで、ベストコンディション。3回目は少しゆるめ。4回目はもう少し・・と滑るたびに変わってゆく。6回目あたりで、この次はもう、緩みすぎると判断して、怪我をしないうちに中止。正解だったようで、次に行った人たちは、へとへとで帰ってきた。気温が高くなるにつれ、空も曇ってきた。かえり支度を始める。
メンバーはいつもの雪雀連。帰りの道中も遊びほうけるのが、毎度のこと。ロープウェイを下りたところで、温泉に入り、米沢駅近くの「蔵すし」で飲みふける。まいどながら、本当にあきれた人たちです。
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