2010年5月11日火曜日

ディナーの前菜はさつま揚げ

近くのデパートの食品売り場に買い物に行った。色々なお店が出店していて、鹿児島のさつま揚げを出していたので、何種類か買ってきた。
2,3年前に鹿児島に行った時のこと。午後の便で空港に着いて、バスで市内に。黄昏時。ホテルは鹿児島東急イン。日が落ちるのが早くチェックインしたときには、薄暗くなっていて、今まで何回か鹿児島に来てはいたものの、この周辺は初めてだったので、一人だしホテルで食事も悪くないかと、レストランに向かった。セットのメニューをたのんで、せっかくだから芋焼酎をつけてもらって、食事が運ばれてきた。大勢で食べるのも楽しいけれど、結構一人でも楽しめるほうなので、なかなか良い雰囲気のレストランだし、まったりとした気分で始めた。前菜は綺麗なお皿に・・・さつまあげ。しかも、ナイフとフォークがセットされているので、うやうやしく食べ始めたが、なんとも、違和感がある。だって、さつま揚げって、場合によっては手掴みでたべることだってあるでしょう。そのものは非常に美味しいのに、これはたまらん。回りを見回すと、なんだ、みんな箸でたべてるじゃん。
お箸をたのもうと思ったら、良く見れば、テーブルにちゃんとお箸も用意されていた。行き届いてました。外は真っ暗で、でも海に面しているらしい。何も調べてこなかったので、ロケーションがよくわからない。チラチラと船の明かりらしい物が、点滅している。次の朝、朝食をとりに昨夜のレストランに行くと、なんとまあ、目の前に海が広がり、対岸には穏やかに丸みを帯びた山が見えた。わあ、すごく良い所だったのね。ウェイトレスが来たので、ウッカリ「あの山はなんという山?」と聞いてしまった。彼女はハッと息を呑んだ。それで、気が付いた。ここは鹿児島、鹿児島といえば・・・・「桜島です」彼女はなにごとも無かったように、にこやかに教えてくれた。

3 件のコメント:

  1. 薩摩揚げを以前作ったことがあるけど、流石に薩摩揚げ好きな自分でもウンザリする量…
    焼酎の入る余地もなく(笑)一人ではほとんど楽しめませんでした

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  2. 猫魔さんはナイフとフォークで食べた薩摩揚げで悪酔いされて、鹿児島にいらしたこと忘れていたのかしら。桜島を「なんという山?」とは!そのウェイトレスさんは接客業のプロですね。

    大磯の友人の手土産だった薩摩揚げがとてもおいしかったこと思い出しました。吉田茂もその店をひいきにしていたと聞きましたが、肝心の名前は忘れました。ごめんなさい。

    写真消えましたね、また一つ技を獲得ですか?

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  3. 本当に写真が消えた。いつの間に。よく気がつかれましたね。私がやったんじゃないけど、顔を世間様にさらさないよう、親切なパソコンが自分で消え入ったのかも。よかった、よかった。大磯のことなら友人が情報源。今度聞いてみましょう。

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