2010年5月8日土曜日
後悔すること。ムクイヌ編
5日の投稿、犬もおだてりゃ、の写真はよそのブログのをちょっと失敬。実は盗んだのですが、毎日可愛いなあと眺めている。あの宙ぶらりんの後足の可愛いこと。どうやって、こんな写真を作るのだろうか。動物好きで犬でも猫でもどちらも良いのに犬には・・・ 苦い思い出がある。 ここに一葉の写真があります(だれのパクリかな?) 幼い頃の私と茶色のムクイヌ。上から見下ろす私と、下から見上げる犬。犬は野良犬で、よく家に遊びに来ていた。私と大の仲良しだった。当時の我が家はさまざまな動物がいた。猫、アヒル、小鳥はカナリア、十姉妹、鶏、家ネズミまで、私の飼育下に置かれ、人間も沢山いるし、にぎやかに共存していた。ある時、鶏が襲われ、数羽が死んでいるのが見つかった。それは、あの野良犬のせいに違いない、という者もいた。証拠はないのだけれど、誰もがそう思った。私は可愛がっていた鶏が不憫でたまらない。所へかのムクイヌが私を見てうれしそうによってきた。私は手に持っていた松ぼっくりを、コッコちゃんの敵、とばかりに思いっきり犬にぶつけてしまった。彼はキャンと一声鳴いて姿を消した。そのとき、それを見た姉たちの怒るまいことか。「犬は悪いことした時に怒らないといけないのよ。後で怒ったら、いじめたことになるんだよ。かわいそうに、なんてことするの」 こっぴどくしかられ、ぶつけた瞬間にはすぐに後悔していたので、わあわあとないてしまった。可哀想に、それ以来犬はパッタリ来なくなってしまった。今でも、思い出すと、胸がキリキリ痛む。後で何回か鶏が襲われ、いたちの仕業らしいと判明。私はその犬にもし会えたら、土下座します。ムクや、痛かっただろう。でも、きっと胸のほうがもっと痛かっただろう。私も痛い。
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