2010年12月3日金曜日

糾える縄の如し (ミニコンサート例会)

禍福は交互にやってくるので、大抵の人は平均的な人生になる。一昨日練習が面白いようにはかどって、その後、家を出たら自転車の事故にあった。昨日は練習しようと楽器を出したら、前日の疲れでろくに音も出ない。無理の効かない年齢になってしまった。でも、先日北里病院で指導されたように、顔に一切の化粧品を塗らない、洗顔も水だけと言われ実行していたら、なんとスベスベ。信じられない。しかも気持ちが良い。この乾燥の時期、それは無いでしょうと思ったけれど、なんの心配もいらない。驚きと、今まで化粧品会社に騙されていたとの思いがする。考えて見れば、首などは化粧水もつけないのに、顔よりもしっとりしている。なるほど、納得した。
今日は毎月の例会。ピアニストと曲を持ち寄ってホームコンサート。懲りずにバッハのパルティータ2番、今日は全曲。先月はチベット疲れのため、シャコンヌは割愛してしまったので、今日はリベンジ。シューマンの「幻想曲」ショパンの葬送行進曲入りの「ソナタ」ベートーヴェンの「ソナタ」作品番号は111?だったかな。最後のピアノソナタ。3人のピアニストが共演。いいなあ、ピアノは。時々無性にピアノが聞きたくなるけれど、こうして生でしかも眼と鼻の先で聴けるなんて、なんという幸せ。この会のおかげで、とにかく練習がさぼれないのがありがたい。自分一人なら、なにかと口実をみつけてはさぼってしまい、すぐに弾けなくなってしまうに違いない。参加させてもらったことに感謝している。これは福。禍のほうは、夜来の暴風雨で道がひどく混んだこと。家を出たとたん、バスが3台も連なって信号待ちをしていた。家のそばでこんな事はめったにないことで、あまりにも混んでいるので、別のコースに変えても又混んでいる。いつもなら1時間余りのドライブが2時間を超えてしまった。例会後の楽しいランチタイムの後帰宅すると、強風で枯れ葉が降り積もり、散々お掃除をしなければならなかった。こうしてみると、本当に糾える縄のように、いいこと、悪いことは交互にやってきて、均衡を保っているのだなあ、と思う。私の場合、禍も福も振幅が少ないので、比較的穏やかな生活なのがありがたい。でも、チョットつまらない。

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