2010年12月14日火曜日

懲りもせず自転車

2週間ほど前に、男の子が猛烈な勢いで私の自転車に突っ込んできたので、あやうく事故になりかけた。急ブレーキで難を逃れたけれど、わき腹を打ってタイヤがパンクした顛末は先日の投稿の通りだが、その後左肋骨下が痛んで時々思い出したようにキュイーンと筋肉が縮む。そのときにひどく痛かったのがやっと収まってきた。その話をしたら「その後自転車には怖くて乗れないでしょう」といわれびっくり。「なんで?乗ってますよ」と言ったら今度は相手がびっくり。それしきのことで、大好きな自転車に乗れなくなったりはしないでしょう。少し雨模様だったけれど、川崎まで自転車をこぐ。「聖者が街にやってきた」をでたらめ英語で歌いながら。デブのおばさんがデキシーを歌いながら漕いでいる姿はこっけいでしょうね。他人が自分をどう見るかなんていう事も、あまり気にもならない。今朝突然「ハリーポッター」の映画の最終編パート1を見に行こうと思いついた。川崎チネチッタはその一角だけがイタリアン。広場を丸く囲んでピンク色の映画館が建っている。まだ冬休みになっていないのか、映画館はガラガラ。年末のこの時期に映画を見ていられるなんて、夢のよう。毎年、鼻水を啜り上げ、咳をしながらヨロヨロと仕事場に通っていたのが、遠くのことのように思える。まだ1年もたっていないのに。ハンバーガーとコーヒーを買って、指定席に着く。なぜか映画はこの二つがつきもの。ときどきポップコーンの時もあるけど。映画が始まってすぐ、フクロウのヘドウィックが死んでしまった。思わず涙が溢れてしまう。なにも殺さなくってもいいじゃない。しもべ妖精のドビーも死んでしまう。ほかに方法はなかったの?ローリングさん。 帰りは少しションボリして、歌も出なかった。

0 件のコメント:

コメントを投稿