2013年5月22日水曜日

乙武さん入店拒否騒動

有名イタリアンレストランに入店拒否されて、ツイッターで店の名前を公表した乙武さん。非常に大きな波紋が広がっている。実名で公表されて店も困ったと思うけれど、乙武さんも攻撃されているようだ。思い上がるなとか何とか。私としては店は名前を公表されても仕方がないと思っている。今度のようなことは本当に情けないことで、有名店であろうと実名を書かれてもしかたがない。忙しいからと言って予約客に対する態度ではないと思う。乙武さんは車椅子で日常生活しているし、普段から人々に自然に助けられていたので、予約時になにも言わなくても大丈夫、または忘れていたのだと思う。決して手伝うのが当然などと思い上がった気持ちでいたわけではないと思う。「うちのスタイルなので」と言って冷笑したという店主にはぞっとする。乙武さんは手足がないので何キロ体重があるかしらないけれど、男が二人で階段を持ち上げる、しかも2階までだから、そう苦労はなく数分で出来ると思う。そんな何でもないことが自然にできなければ、どんなにおいしい料理を作ろうと人間失格。不思議に思うのは、以前車椅子の少女が中学校の普通学級に入るのを拒否されたことがあった。授業に差し障りが出来るといけないという理由で。それを聞いてお腹の底から怒った。その時に有名な車椅子のホーキング博士がメッセージを寄せて、考えられないことだといったのを覚えている。その子を入れていれば、その学級の子たちは自然に体の不自由な人たちを労ることを学んだと思う。多少手間がかかっても、そこからどれだけの多くのことを学ぶことが出来るか、拒否した学校は大馬鹿もの!たぶんいじめや事故が起きて問題が生じるのがいやだったのでしょう。それを教育者と呼べるのだろうか。以前にもここに書いたけれど、電車の中でテニスの試合に行くという女子高生が、おじいさんが目の前でふらついていたのに席を譲らなかったので注意したことがあった。理由は「わたしだって風邪ひいているしー」だった。それでもテニスの試合は出来るらしい。驚いたことに親がそばにいて、こそこそと別の車両に逃げていった。なぜ、親が注意しないのか、日頃からしつけないのか。それが長じて、あの有名レストランの店長のようになる。ただ私は最近電車で席を譲るのに慎重になってきている。おばあさんが来たからと、さっと立ち上がって席を譲ったら「失礼ね」と怒られたので。ああそうか、私も充分おばあさんなのを忘れていたっけ。




4 件のコメント:

  1. 乙武さんはともかく、老人がシルバーシートに座っているひとたちの前にこれみよがしに立つときって、どうして20代くらいの若い子の前に立たないで、わたしみたいなおばさんの前に立つんだろう。絶対に自分に席譲りそうにない若者の前には立たないよね。うーん、老人に席譲るのはいいけど、ちょっと納得いかないなあ。

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  2. 若者はたいていスマホに夢中なふりや寝たふりをして知らん顔。
    私たち(一緒にして失礼)の世代はどうしても席を譲りますよね。
    老人は若者に遠慮して、譲ってくれそうな中年に向かうのでは?
    私はもう立派にシルバーシート資格保有者なんですがね。

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  3. ネコタマさんは全然若いですよ。若者より体力ありそう。

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  4. 食い意地だけは負けません。
    あんまり自慢にはならないけど。

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