2013年5月25日土曜日

Chor C・E・G / MJ混声合唱団第4回ジョイントコンサート

川口リリアホール
アマチュア合唱団のコンサートを聴きに行く。
わが「雪雀連」のメンバーのHさんが出演者の中にいて、ステージで歌っていた。彼女は化学者。化粧品の香料等の研究をしているらしい。「らしい」というのは雪雀連では、お互いに私生活のことを根掘り葉掘り訊いたりしないから、長いお付き合いでも相手の仕事のことをよく知らないことが多い。私のように明らかにコンサートなどで働く姿を見ていただければ別だが、そうでないと一体あの人はどんな仕事をしているのかしら?と考えもしない。だから私も彼女の仕事については、ほとんどわからない。とにかく飲兵衛で、ハンサムな男性に目がなくて、よく歌う人だなあと思っていたら、こんなところでも活躍していたのだ。
まずフォーレ「レクイエム」
イギリス 「マドリガル集」
山田耕筰  作品集(男声合唱)
最後は器楽を歌うというタイトルで器楽曲をコーラスで、例えばドビュッシーの「月の光」リスト「愛の夢」など

フォーレのレクイエムはオーケストラ時代にさんざん弾いたけれど、このところとんとご無沙汰だったので、懐かしく思った。やはりステージ第一声は緊張で少し音程もぶら下がり、声も硬い。しかし男性はおじさまばかりにしては、なかなかの実力でほほうと思えるくらいの滑り出しだった。レクイエムのあとは女性も声の方も硬さがとれてきて音程のぶら下がり度も少なくなってきた。時々はりきって高音を出そうとするあまり、声がひっくり返ってしまう人がいるのもご愛嬌。でもレベルは結構高い。山田耕筰作品の男声合唱はユーモラスで楽しかった。メンバーの年代はHさんでも若い方だというから、かなりの平均年齢の高さらしい。*レクイエムのソロを歌った男性は70歳台だそうで、*とても良い声だった。このところやたらと元気な高齢者が目につく。こうやって声を出して、たまに緊張して、終わったらお酒を飲んでわいわいやっていたら、それは楽しくて元気にもなるでしょう。うちにいて家族に文句を言って嫌われるよりも、外に出て発散すれば病気も寄ってこない。

*実はこの部分人違いでした。






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