2013年5月30日木曜日

パーソナルトレーナー

散歩の途中で見つけた小さなジム。覗いていたら中から筋肉マンが出てきて体験レッスンいかがですか、とお誘いを受けた。私ももうあと10年はヴァイオリンを弾いていたい。出来れば最後までいい音が出したい。そのためには体を若く保たないといけない。三浦雄一郎さんのように過酷な運動はしないから、そんなに本格的なトレーニングでなくていい。せめて、あと10年は背中が曲がったりしないように筋肉をつけたい。一人でトレーニングするには知識も経験もない。間違った方向にいって体をこわすといけない。それで、このうちの前を通るたびにチラシを持ってかえったり、運動している処を眺めたりしていた。トレーナーが出てきたのを機会に話を聞いて、肉体改造を始めようかという気になった。今日が第一回目のレッスン。何が目的かを話して、とにかくストレッチと背筋腹筋の強化を目指すことにした。筒状の用具を背中にあてて、肩甲骨の柔軟性を高める運動から入る。すごく気持ちがいい。スクワットなども時々やっていたけれど、膝が痛くなることもあった。それは姿勢が間違っていたからで、今日初めて正しい姿勢を教わった。何回やっても膝は痛くならない。これだけでも大収穫。楽器を弾いているから毎日筋トレをしているようなもので、体の動きも筋肉もかなり若いと褒められていい気になっていたけれど、最後に股関節の硬さに驚かれてしまった。以前ヨガをやっていたときにあまりにも股関節が広がらないので無理やり広げて痛めたのがことの始め。その後も八ヶ岳で馬に乗っていた時に股関節が広がらないので、自分の手で股関節を無理やり広げたらミシっと言って激痛が走り、その後一年以上痺れや痛みに悩まされた。ここは私のアキレス腱なのだ。体の左右のバランスもだいぶ崩れているけれど、それは楽器を弾くことが原因になっているので、下手になおしてしまうといけないかもしれない。様子をみながらにしましょうということで、今日のレッスンは終了。今腿の前の筋肉が痛い。かなりハードでも腕立て伏せや背筋の運動などはあまり応えないところをみると、その辺はずいぶん強いらしい。上半身はかなり鍛えられているが下半身が弱い。それもそう、運動は時々スキーをするだけ。ヴァイオリンの練習で毎日数時間立っているのでもう少し強いと思ったが、筋肉はそれほど使っていない。体を鍛えてみたらどのように音がかわるのか、楽しみが増えた。






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