5月に聴いた合唱のコンサートのことを書いたnekotamaの中に誤りがあったそうです。70歳を越えてなお美声を聴かせてくれたのは、バリトンの方かと思ったら、ソプラノの方だそうです。勝手に年をとらせてしまったバリトンのソリストさま、ごめんなさい。もちろんソプラノの方はとてもそんなお歳には見えなかったし、あ、でもバリトンさんがそう見えたわけではなくて・・・あわわ、言えば言うほど事態は悪くなるので、ではまあ、この辺で。今日文京シビックの音楽室へ弦楽アンサンブルの指導にでかけたところ、エスカレーターの上りと下りですれ違ったのが、その時のコンサートのメンバーだった。nekotamaに書いたコンサートの部分を読んでくれたらしい。「あれねえ、間違えているわよ。71歳はソプラノのソリストよ」といいながらすれ違って行った。彼女は別の合唱団の練習に参加しに来たらしい。よくドラマなどで恋人同士や仇同士のように深い縁の人が気がつかずにすれ違っていったり、とんでもない処で出会ったり、あれは作り話だからかと思うとそうでもないと思ったことがある。これも以前nekotamaに書いたと思うけれど、ある日、車で甲府からの帰り道、中央高速の調布インターで下りて、間違えようにもない道を間違えたことがあった。高速を下りてすぐ、最初の信号を右折するのがいつものコース。今まで何十回となく使っていて1度も間違えたことがないのに、その日に限って信号を右折するところを直進してしまった。すぐに気がついて次の信号を右折、どちらにしても多摩堤のほうへいくからかわりはないと思って走っていると信号が変わるところだった。黄色で突っ切るか止まるかまよって、結局停車した。歩行者用の信号が青になって渡っている人を見たら、なんと知り合いのヴィオラ弾きが二人。むこうもこちらを見て驚いた。車を止めてどうしてこんな処にいるのかと尋ねると「後ろをみてごらんよ」と言うので振り返ると病院があって、そのベランダからパジャマ姿の男性がこちらを見ている。なんとやはりヴィオラ弾きのTさんだった。私はこの場所に今まで来たこともない。道を間違えなければおそらく2度と行くこともないだろう。しかも信号を黄色で突っ走っていたら、二人の知り合いに気がつかなかった。場所と時間の偶然が重なってお見舞いに行くことになった。どう考えても不思議でたまらない。都会の真ん中でだったら会う確率も大きい。音楽練習場で音楽に関わる人に会うことは珍しくはない。しかし畑の方が多いようなところで3人もの知り合いに会うなんて。
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