2014年1月30日木曜日

又々スキーに


         
         猫さんさすが。

去年の暮れからいつもの年にはないほどスキーが続いている。
仕事をセーブして遊んで暮らそうと思っていたから、理想に近づけるために遊びの予定を入れたのだが、ちとやりすぎた。
いつものことだけど、とどまるところを知らなくなるので、たいてい疲れてしまう。
教えている音楽教室の仕事も3月いっぱいで辞めると宣言したものの、生徒達がものすごく頑張って大曲に挑戦してくれるので、はっきり辞めるとも言い出せなくなっている。
しかも新しい生徒もやる気満々な子が入ってきた。
これは楽しみだから、もう少し、後1年、なんて言ってると、又辞めることができなくなる。
しかし、私は滅法元気で、幸い病気もしないし、まだ仕事もいただけるし、なによりも楽しい。
やめてなにをするのかというと、スキーを本格的に習いたい。
今までヴァイオリンを弾いている関係で、怪我をしてはいけないという思いが強くて、本気で滑ったことはなかった。
先生にもヴァイオリンをやめたら本気でやるからと宣言していたのだが、一向にやめられないのでこの約束は反故になりそうだ。
さて、今回は教室の生徒たちと一緒に石打に行く。
そこにマンションを持っている人がいて、泊めて頂いて夜はみんなで宴会をしようという魂胆。
誘われたときにはヒマだからいいわよと言ったものの、その後2つもミニコンサートの予定が入ってしまった。
3月には東京文化会館小ホールで協奏曲のソロがある。
呑気にスキーをしている場合か。
しかも、1月31日から2月2日の予定だったのが、カレンダーの2月を何気なく覗いたら、なんと!1日のベルリン8重奏のコンサートを聴きに行く予定が入っていた。
しかもマチネーだからその日の朝帰ってこないと間に合わない。
がーん!
このコンサートは絶対に聴きたいからスキーが出来るのは、金曜日の午後だけとなってしまった。それでも行く。
よくやる失敗なのだけれど、カレンダーの月替りに予定を入れる時に次の月の予定を見ないで引き受けて、後でしまったと思うことがある。
一度あったのは飛騨高山の仕事の次の日は月替り、朝から都内で練習というスケジュールにしてしまった。
飛騨高山で夜本番なら都内の朝練は間に合うはずがない。
気が付いたときには真っ青。
なんとかならないかと色々調べたら、21時に仕事が終ってタクシー飛ばせば高山発21時半の列車に乗れる。
美濃太田に夜中に着く。
始発で岐阜に出て、新幹線に乗れば間に合うことが判明した。
夜中に美濃太田の駅に着いて寂しい町をとぼとぼとホテルまで歩いた時には、私はいったいなにをしているのだろうかと、情けない思いだった。
飛騨に泊まれれば、仕事先が用意してくれたのは素晴らしい温泉ホテルで、他の人達はその夜飛騨牛を食べに行くと大喜び。
後ろ髪ひかれる思いで駅に向かった。
そんなことが今思い出すとすごく面白い。
結局ワサワサしているのが心底好きなのだ。

















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